日本デビュー間近のTXTや活動休止前のX1…K-POPグループの魅力を再認識

日本デビュー間近のTXTや活動休止前のX1...K-POPグループの魅力を再認識

次々に新人グループがデビューを飾り、今や群雄割拠のK-POP界。2019年に誕生したグループだけでも、1月には10人組ガールズグループのCherry Bullet、2月にはTWICEの妹分・ITZY、3月にはBTSの弟分・TXT(TOMORROW X TOGETHER)…と、デビューするや華々しい活躍を見せている。BTS (防弾少年団)の影響もあり、世界中で広く愛されるようになったK-POPグループだが、新人である彼らが目指すステージもまた当然ワールドクラスだ。

【写真を見る】「WE K-POP」出演でサービス精神旺盛な素顔を見せるTXT

その中でも韓国・ソウルでデビューショーケースを行うと同時に、アメリカのレコード会社リパブリック・レコーズと契約したTXTは、海外活動に特に力を入れている。デビュー1年目にも関わらず、5月にアメリカ6都市でショーケース開催。その活動の成果を示すように10月に発売した1stフルアルバム『夢の章:MAGIC』は、アメリカの音楽専門メディアであるMTVやビルボードにも取り上げられ、世界25の国と地域でiTunesの「トップアルバム」チャート1位にも輝いた。2020年も1月15日(水)にはシングル「MAGIC HOUR」で日本デビューすることも決まっており、その勢いはますます加速していくだろう。

K-POPアーティストが世界を舞台に活動の幅を広げていく中、KBS WORLD(日米以外の海外向けチャンネル)では、海外ファンをターゲットにしたK-POP専門番組「WE K-POP」を昨年7月より放送開始し、初回には欧米だけでなくオーストラリアでも人気の高いStray Kidsが登場した。そのほか出演グループは、今年欧米ツアーを成功させたSF9や、韓国籍の他に中国籍のメンバーも有するティーンエイジャーグループ・NCT DREAM、アメリカのロサンゼルスやカリフォルニアで研修を積んだATEEZ…と、10代・20代ファンの多い新進気鋭のK-POPグループらが中心だ。

そんな勢いのあるグループの人気曲のステージや、ミニゲームに挑戦する素顔を見られるとあって、日本のファンからも字幕版放送のリクエストが多数寄せられたという。そんなファンの声を受けて、1月11日(土)より日本語字幕版がスタートされることになった。

TXT登場回では、メンバーが最新アルバム『夢の章:MAGIC』の魅力を自ら解説するほか、リード曲の「9 and Three Quarters(Run Away)」のステージを披露する。活動休止前の9月に出演したX1は、ミニゲームでダンスとクイズの融合にチャレンジ。自身の曲「FLASH」やBTSの「FIRE」などのミュージックに合わせて踊り、曲が止まるとその態勢を維持してメンバーたちもストップ。その状態でクイズに答えていくのだが、パフォーマンスのスキルはもちろん、愛嬌たっぷりでサービス精神旺盛な素顔も満載。魅力の詰まったグループであることが、改めて再認識できる。

世界に向けて踏み出したばかりのフレッシュなアーティストたちの魅力がギュッと詰まった内容で見応え十分。同番組でまだ知らなかった彼らの新たな一面に出合えるかもしれない。

文=津金美雪 HOMINIS