引用元：スポーツ報知
ザ・ドリフターズの志村けん（７０）が新型コロナウイルスに感染し陽性反応が出ていたことを２５日、所属事務所が発表した。
所属事務所によると、今月１７日に倦怠（けんたい）感があったため自宅療養。１９日には発熱、呼吸困難となり、翌２０日に自宅を訪問した医師の判断で都内の病院に搬送され、重度の肺炎で入院した。２３日に新型コロナウイルス検査で陽性反応となり、２４日の保健所の調査で発症日（１７日）と濃厚接触者の特定が完了した。
発症日の１７日から入院までの間、志村は自宅療養しており、濃厚接触者と特定された対象者は自宅待機をしているという。
所属事務所はスポーツ報知の取材に容体については明かさなかったが「退院や復帰のメドはたっていません」とコメント。人工呼吸器をつけているとの情報もある。事務所関係者は仕事先へのおわびなどの対応に追われた。
志村が出演しているレギュラー番組を抱えるテレビ各局は対応に追われた。ＮＨＫは同日、放送総局長会見で、志村が３０日に始まる朝の連続テレビ小説「エール」（月～土曜・前８時）に日本を代表する作曲家役で出演していることを公表。直近では６日に東京・渋谷の同局での撮影に参加。共演者は濃厚接触者とされていないが、同局は自主的に出演者に確認を進めている。
日本テレビ系「天才！志村どうぶつ園」とフジテレビ系「志村でナイト」は直近の放送に影響はないというが、「４月以降の放送は未定」（フジ）としている。志村は１６日に収録のために、東京・台場のフジを訪れたが、諸事情で収録は行われず、志村の滞在時間も３０分未満だったという。 報知新聞社
