ファーストサマーウイカ、『ANN0』は「放送できるギリギリを攻めたい」

ファーストサマーウイカ、『ANN0』は「放送できるギリギリを攻めたい」

タレントのファーストサマーウイカが、ニッポン放送『ファーストサマーウイカのオールナイトニッポン0(ZERO)』(30日スタート/毎週月曜 27:00~)のパーソナリティに抜てきされた。

ウイカ、岡崎体育の生歌にノリノリ

ウイカは昨年の『オールナイトニッポン0(ZERO)』特番を振り返り、「どうにか結果を残したい、リスナーに『コイツなんか違うな』と言われたいと思ってやった」と言うが、特番の反響を受け、はれて今回の決定となった。

また、ウイカ自身もラジオリスナーとのことで、“リトルトゥース”(『オードリーのオールナイトニッポン』のリスナーの呼称)であることも明かしていた。

■「やったー!」ってうれしかったです

――『オールナイトニッポン0(ZERO)』パーソナリティのオファーを受けたときの心境をお聞かせください。

ガッツポーズですね。特番(2019年11月16日放送)のときに、ちゃんと結果を出せば、次もなくはないぞと思っていたので。というのも、過去に友達の根本宗子ちゃんと長井短ちゃんが『オールナイトニッポン0(ZERO)』をやっていたこともあって、私のなかではテストケースがありました。

今はほかに女性のパーソナリティがいないし、来年は私が生き残っているか分からないので、なるなら今年やと思っていたので、「やったー!」ってうれしかったです。

――特番を振り返ってみていかがでしたか。

1人しゃべりが初めてだったので、事故らないようにしよう、言っちゃいけないことを絶対言わないようにしようと考えてました(笑)。ただ、『オールナイトニッポン』は目標にしているタレントさんがたくさんいて、私もその1人。

そういう意味で、やっとここにこれたので、どうにか結果を残したい、リスナーに「コイツなんか違うな」と言われたいと思ってやりました。結果的に、反響も良くて、リスナーさんの声があって今回レギュラーで起用していただけたので、ちゃんと結果を残せたんだなと。

――菅田将暉さんの後を受けての放送となることについてはどうですか。

いまどきの若い女子もたくさん聴いてると思うんですが、そこにはたぶんハマらないと思うので(笑)。ただ、そういった方にも聴いてもらえたらなという気持ちもありますし、「キャー!」って言った後の黒い心をここで出していただけたらなと。「菅田女子会」みたいな、菅田さんのファンの女子が集まって語るだけの2次会的なコーナーがあっても面白いのかなと思います(笑)。

――特番では「相方オーディション」などのコーナーがありましたが、その他にどんなコーナーをやりたいですか。

相方は引き続き募集していきたいですね。私はアットホームな会話ができる人間ではないので、刺激的な性のお悩みとか、放送できるギリギリを攻めたいですし、女子にしかできない恋バナのコーナーとかもしたいです。あとは、横のつながりというか、他の番組もうまく巻き込んで、月曜も聴いてもらうという習慣をつくりたいです。

■みんなが毒を吐いてデトックスできる空間に

――『オールナイトニッポン0(ZERO)』パーソナリティ発表記者会見でも話されてましたが、ご自身も他の『オールナイトニッポン』を聴かれたりもするんですね。

特に芸人さんの番組を聴くことが多いです。ラジオでしかしゃべれないことがあるというのは大いに感じますね。タレントさんにおいて、ラジオがあることがステータスというか、ラジオという帰る場所があるみたいな。

テレビだと、台本などのある程度の枠組みのなかでしゃべらないといけないのが、ラジオは完全にフリートークできる空間なんですよね。だから人となりが見えると感じます。

――会見で“リトルトゥース”(『オードリーのオールナイトニッポン』のリスナーの呼称)だと言ってましたが、オードリーさんは特にそうですよね。

テレビで見れない関係性があるじゃないですか。若林さんがずっとボケてて、春日さんがツッコんでいるという図式は、テレビだとあんまり見れないと思いますし。そういう意味でもラジオは、違う面を見せられて、好きになってもらえるチャンスだなと感じます。

正直、「お前誰やねん」枠なんで(笑)、新しい引き出しを見つけてもらえるきっかけになればと。かつ、みんなが聴きたくなるものがつくれたらなと思ってます。

――最後にレギュラー放送に向けての抱負をお聞かせください。

実は私はあんまり野心に燃えてるタイプではなくて、食べたいから食べるというくらいのテンションでやっています。(番組を)続けるためにめちゃくちゃ頑張るというよりかは、面白そうなこと、楽しそうなことをやって、続いたらいいな、という感じですね。

他の曜日の方と違って、キャーキャー言われる立場ではないと思うので、みんながダラダラ夜ふかししながら聴いてるような、みんなが毒を吐いてデトックスできる空間になったらいいなと思います。 佐野裕亮