「オリンピア・キュクロス」20年4月TVアニメ化! 古代ギリシャ人がオリンピックに湧く1964年にタイムスリップ

「オリンピア・キュクロス」20年4月TVアニメ化! 古代ギリシャ人がオリンピックに湧く1964年にタイムスリップ

『テルマエ・ロマエ』を手がけたマンガ家・ヤマザキマリの最新作『オリンピア・キュクロス』のTVアニメ化が決定した。タイトルは『別冊 オリンピア・キュクロス』となり、4月よりTOKYO MXにて放送がスタートする。

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『オリンピア・キュクロス』は古代ギリシャの青年が、オリンピックに沸く1964年の東京にタイムスリップしてしまうコメディ作品。「グランドジャンプ」(集英社)にて連載中で、2月19日には第4巻の刊行が決定している。

アニメ『別冊 オリンピア・キュクロス』の監督はNHK Eテレの「ミッツ・カールくん」や「オドモTV」、滋賀県の「石田三成CM」などで知られるコンテンツ・クリエイターの藤井亮が担当。クレイアニメで動くキャラクターと、さまざまな映像技法を融合させた手法で映像化に挑む。

ティザービジュアルでは「主役は…粘土!?」という惹句が確認できた。一体どんな内容になるのか予想のつかない斬新な作品になりそうだ。5分のショートアニメで全24話を予定している。
4月からの放送に先駆けて、ヤマザキマリと藤井監督からのコメントも公開された。
<以下、コメント全文掲載>
【ヤマザキマリ(原作)】
藤井監督にクレイ化して動かしてもらうためにデメトリオスを生んだのではないかと思うくらいの、
キャラクターと素材の素晴らしいマッチング感。古代ギリシャ人にも見せたい。

【藤井亮(監督)】
歴史と比較文化、スポーツと哲学、さまざまな要素が深く絡まった漫画作品のアニメ化。
それを、5分枠で!?そんな無茶な そもそも、それ僕が作って大丈夫ですか?と100回くらい聞きました。
しかしヤマザキ先生のOKが出ましたという驚きの回答……
こうなったからには全力で(変な)映像化を頑張りたいと思います。
原作とはすこし違った並行世界の物語として、
『別冊オリンピア・キュクロス(別オ)』お楽しみください。

『別冊 オリンピア・キュクロス』
放送:2020 年4月~ 5分×24話ショートアニメ
放送:TOKYO MX 毎週21:55~
製作委員会:MTDD、集英社、関西電通
制作会社:電通関西
原作:ヤマザキマリ『オリンピア・キュクロス』集英社刊
監督:藤井亮

古代ギリシャの青年デメトリオスは、絵や自然を愛する、心優しい壺絵師見習い。そして“ムダに”高い運動能力を持つ。
そんな彼は、思い悩んだときに甕(カメ)に入ると、遥かな時を超え、東京へタイムスリップしてしまうのだった!
漂着した東京から、様々な知恵や習慣を持ち帰り、危機を乗り越えるデメトリオス!
時空を超えた奇跡の喜劇が、ここに開幕――!!
(C)ヤマザキマリ・集英社/「別冊オリンピア・キュクロス」製作委員会 アニメ!アニメ! 高橋克則