あなたの知らない、ロイヤルファッションに隠されたメッセージ 10

引用元:ELLE ONLINE
あなたの知らない、ロイヤルファッションに隠されたメッセージ 10

エリザベス女王やダイアナ元妃、キャサリン妃は、ただクラシカルなファッションに身を包んでいるだけだと思っていない? 実は彼女たちのファッションには、一目見ただけでは分からない隠されたメッセージがあるよう。ロイヤルたちのドレスに隠されたメッセージや、アクセサリーについての秘密をご紹介。 あなたの知らない、ロイヤルファッションに隠されたメッセージ 10 Photo: Getty Images

エリザベス女王のウエディングドレス

エリザベス女王が結婚したのは1947年。エリザベス女王のドレスは「国の象徴になるように設計されていた」と、ロイヤルウエディングドレスキュレーターのジョアンナ・マーシュラーは「ナショナルジオグラフィック」に語った。

第二次世界大戦の余波で、すべてが苦しかったイギリスの再生と未来への希望の意味が込められており、ドレスにはボッティチェリの「プリマヴェーラ」にインスパイアされた、花のガーランドが刺繍されている。 あなたの知らない、ロイヤルファッションに隠されたメッセージ 10 Photo: Getty Images

ウォリス・シンプソン夫人のウエディングドレス

2度の離婚を経験したウォリスと結婚するため、英国王エドワード8世は王族を退き、ふたりは1937年に結婚。

結婚式では、ウォリスはペールブルーのシルクの印象的な青いドレスを着用した。その青はウォリスの目にマッチするように染められており、「ウォリスブルー」と名付けられた。 あなたの知らない、ロイヤルファッションに隠されたメッセージ 10 Photo: Getty Images

セーラ・ファーガソンのドレスとベール

『ロサンゼルス・タイムズ』によると、セーラのドレスには大きな意味があったとのこと。

ドレスの腕のあたりには、セーラの家紋である蜂とアザミがビーズで刺繍され、ベールにはアンドリュー王子の海軍でのポジションを象徴する錨と波、そしてふたりのイニシャルが刺繍されていた。

また、ドレスの生地はダイアナ元妃が選んだタフタではなく、サテンをチョイス。ダイアナ元妃のボリュームのあるドレスは馬車には大きすぎて、移動する際にシワになったのを知っていて、あえて違う生地を選んだのだそう。 あなたの知らない、ロイヤルファッションに隠されたメッセージ 10 Photo: Getty Images

セーラ・ファーガソンの花冠

セーラが花冠をかぶり、父親と腕を組みバージンロードを歩いたのは1986年。

結婚宣誓書にサインするとセーラはその花冠を脱ぎ、結婚式のため女王からプレゼントされた見事なティアラをお披露目。その一部始終の動作は、セーラのロイヤルファミリーへの公式な仲間入りを表す象徴的なシーンとなった。