BURNOUT SYNDROMES こだわりのステージ演出

引用元:TOKYO FM+
BURNOUT SYNDROMES こだわりのステージ演出

BURNOUT SYNDROMESが、12月16日(月)放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。開催中の「15th Anniversary Tour 全国ワンマンツアー2019→2020『Who am I?』」について、そのこだわりを伝えました。

とーやま校長:12月15日(日)から全国ツアーがスタートしてる?

石川大裕(Ba&Cho):そうなんです。名古屋を皮切りに、史上最大のツアーが始まりました。

とーやま校長:初日はどうでしたか?

石川:初日っていい意味での緊張があって、「うまくいかなかったな……」ってこともあったりはするんです。でも今回は、前日までの5日間がリハだったんです。なのでリハーサル通りにできて、今までで一番スムーズでしたね。

とーやま校長:廣瀬先生的にはどうでした?

廣瀬拓哉(Dr&Cho):僕も緊張はしていたんですけど、その前の準備を結構長いことやって作り込んできたので、ライブをやってみたらすごく好評でちょっと安心しました。

とーやま校長:今、“作り込む”って言葉がありましたけど、テーマがあるんですよね?

石川:そうなんです。我々は15周年とうたっているんですけど、メジャーデビューからは4年しか経っていません。結成から15周年なんですけど、まだまだ祝っている場合じゃねーだろ! ということで。これから前に進むためのエネルギーを得るために、1回振り返る。それだけの時間だからめちゃくちゃお祝いじゃないよ、っていう感じですね。

とーやま校長:石川先生って、ライブの……?

石川:そうです。総監督をつとめております。今回は“記憶喪失”がコンセプトで、毎回台本が30ページほどありましてメンバーに届くんですけど……。

とーやま校長:ちょっと待ってください! 音楽のライブでしょ? 小劇団だったらわかりますけど……?

熊谷・廣瀬:たしかに(笑)。

石川:僕ね……アトラクションがすごく好きなんです。例えばユニバーサル・スタジオ・ジャパンに、ハリウッド・ドリーム・ザ・ライドというのがあるんですよ。これの何がすごいって、ただのジェットコースターじゃないんです。めちゃくちゃ速いジェットコースターなんですけど、曲を選べるんです。5曲ぐらいの中から自分の好きなものを選んで、それを聴きながら乗るんです。DREAMS COME TRUEさんの『大阪LOVER』とか。

とーやま校長:はい。

石川:『大阪LOVER』を聴きながら大阪の空を飛ぶということが、僕はめちゃくちゃ好きで! 俺はこれを(ファーストシングルの)『FLY HIGH!!』でやりたいと(笑)。

とーやま校長:自分たちの曲で……(笑)。

石川:でもここには入れないから(笑)、「じゃあ俺がやってやろう!」ということで。アトラクションを作って、熊谷の曲を聴いてもらおう! というコンセプトで毎回作っています。

とーやま校長:へぇ~。曲を作っている熊谷先生としたら……どのタイミングで、「今回の演出はこうだよ」というのが来るんですか?

熊谷和海(Gt&Vo):1ヵ月前くらい?

石川:そうですね。

とーやま校長:それを受けて、どんなお気持ちなんですか?

熊谷:ふぅ~ん……(笑)。

石川:喜べや!

とーやま校長:(笑)。じゃあ、それに対して「これは違うんじゃない?」というのは無いんですか?

熊谷:台本に対して、ある程度は「ここはどういうこと?」みたいなのは意見として言いますけど、基本的には無感情です(笑)。

石川:ファンの皆さんと同じ目線で見てくれていますね。「この曲は、お客さんはこう聴きたいんじゃないの?」という提案をしてくれるので、逆に「お前が作ってるんやで!」みたいな気持ちにはなりますね(笑)。

熊谷:「この曲はそんなんちゃうねん!」みたいなことは、1回も言ったことないです。