長渕剛が帰ってきた! 舞台挨拶で瑛太からの粋なプレゼント秘話を披露

引用元:ENCOUNT
長渕剛が帰ってきた! 舞台挨拶で瑛太からの粋なプレゼント秘話を披露

 長渕剛が主演の映画「太陽の家」公開記念舞台挨拶が18日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日比谷で行われ、昨年12月に急遽急性腎盂腎炎で入院していた長渕が完全復活をアピール。瑛太をはじめ、共演者との撮影エピソードで盛り上がった。

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 舞台挨拶では、長渕を始め、飯島直子、山口まゆ、潤浩(ゆんほ)、瑛太、広末涼子、権野元監督の「太陽の家ファミリー」が勢ぞろい。やんちゃで熱いが、どこか憎めない主人公・川崎役を演じた長渕は「剛コール」が飛び交う中、少しはにかみながら登場。「コンサート会場じゃないんだから、少しは考えろよ(笑)。心配かけちゃったんけど、もう全開しました! 今日は雨雪の中、こんなにたくさんの方に来ていただき、本当に嬉しいです」と挨拶。病気の完治と映画公開の二重の喜びを噛み締めていた。

 妻役の飯島は「まずは長渕さん、お帰りなさい」というと、長渕も「ただいま」答えた。娘役の山口は「こうしてパパにお会いできてうれしいです」。瑛太は「舞台袖で剛コールを聴きながら、登場できて、嬉しいです。まるで剛さんのライブを聴きに行った時のよう。自分がまるで長渕剛になれたような気がして、幸せに感じました」と会場の盛り上がりに驚いた表情を見せ、広末は「(長渕が欠席した)クリスマスの上映会ではとっても心細かった。今日は長渕さんと一緒にお披露目をできた」と明かし、それぞれに長渕の帰還を喜んでいた。

 本作は昨年、デビュー40年を迎えた長渕の「英二」(1999年)以来、20年ぶりの映画主演作。人情に厚く、大工の腕は神技的な棟梁(長渕)が、シングルマザーの保険会社の営業ウーマン(広末涼子)、1人息子の龍生(潤浩)の交流を描く。

 長渕は製作発表から今日までを振り返り、「映画のスパンは長い。愛に満ち満ちた現場で幸せだった。撮影中はみんなと1か月以上、生活するみたいなもの。撮影が終わった時は寂しかったし、それから、プロモーション。この1年間、寝ても覚めても、『太陽の家』だった。きょう、この日を迎えられたことはとっても幸せだし、ここからがスタートだなと思っています」と意気込みを新たにした。