ティモシー・シャラメ、大先輩スカーレット・ヨハンソンをからかう

引用元:ELLEgirl

映画『レディ・バード』に続き、新作『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』でグレタ・ガーウィグ監督とタッグを組んでいるティモシー・シャラメ。今週、ジミー・ファロンの番組に出演し監督との仕事について語っている。最近開催されたプレミアでも仲のいい2ショットを披露していたティモシーとガーウィグ監督。ティモシーは彼女をとても尊敬していると番組で激白、「もしこれを見ていたら……グレタ、君のためならどんな役でも演じるよ。椅子だって、木だってね」。どんな端役でもいいから連絡してほしいと呼びかけると、さらに「スカーレットみたいに僕も木を演じるから!」。


ティモシー・シャラメ、大先輩スカーレット・ヨハンソンをからかう


Photo:Getty Images

実はこれ、スカーレット・ヨハンソンへの皮肉。スカーレットは2017年の映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』で、原作では日本人だったヒロインを演じ「キャラクターの白人化に加担している」と批判された。昨年も新作『Rub & Tug(原題)』で実在したトランスジェンダーの男性役を引き受け、LGBTQコミュニティからもバッシングされた。スカーレットはこのトランスジェンダー役は降板して「無自覚だった」と謝罪しているけれど、今年7月のインタビューでこれらの物議を醸したキャスティングについて改めてコメント。「俳優としてどんな人間でも、どんな木でも、どんな動物でも演じることを許されるべき。なぜならそれが私の仕事だから」と批判や降板に納得していない様子を見せていた。


ティモシー・シャラメ、大先輩スカーレット・ヨハンソンをからかう


Photo:Getty Images

これには「去年の謝罪は嘘だったの?」という批判も起きたけれど、それ以上にからかいの的に! SNSには木に服を着せた写真を投稿し「これはスカーレット」とふざける人が続出したけれど、どうやらティモシーもからかわずにいられなかったみたい。


ティモシー・シャラメ、大先輩スカーレット・ヨハンソンをからかう


photo : courtesy of Little Women via Instagram

それにしても「木でも演じる」とは、ガーウィグ監督に対するティモシーの尊敬の念の大きさもよくわかる! ティモシーだけでなくエマ・ワトソンやシアーシャ・ローナンも出演し、注目を集めている今作。日本での公開は来年3月に予定されている。楽しみに待ちたい。
(text : Yoko Nagasaka)