俳優座、新型コロナ対策徹底し41年ぶりの「マクベス」上演へ 

引用元:スポーツ報知
俳優座、新型コロナ対策徹底し41年ぶりの「マクベス」上演へ 

 劇団俳優座の斉藤淳(44)、佐藤あかり(45)らが2日、東京・劇団俳優座で舞台「マクベスの悲劇」(15日~31日、劇団俳優座5階稽古場)の会見を行った。

 2018年6月に胆のうがんのため死去した加藤剛さんが主演した公演以来41年ぶりの再演。マクベスを演じる斉藤は「俳優としてやってみたい役だったので光栄です。加藤さんにはまだごあいさつしてないですが、公演が終わった後に墓前にあいさつしたい」と意気込んだ。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、100の客席を70にし、マスク配布など感染予防した上で予定通り上演する。キャンセル40件を含め、今日までに100件以上の問い合わせがあったが、ほとんどは激励の声だったという。劇場によって対応が分かれる中、斉藤は「やる側がやりたい、見る側が見たいのであれば、公演する意味はある。様々な対応があるが、やれるのであればやります」と語った。 報知新聞社