梅宮家の女三代初激白 アンナ、辰夫さんは「スーパーマンみたいだった」

梅宮家の女三代初激白 アンナ、辰夫さんは「スーパーマンみたいだった」

 慢性腎不全で昨年12月12日に81歳で死去した俳優、梅宮辰夫さんの長女でタレント、梅宮アンナ(47)ら家族3人が、16日放送のフジテレビ系トーク番組「ボクらの時代」(前7・0)に出演することが11日、分かった。一家の大黒柱が死去後、初めて母娘三代で知られざる秘話を初告白。妻のクラウディアさん(75)、孫娘の百々果さん(18)と語り合ったアンナは「スーパーマンみたいだった」と涙した。

 母娘三代がそろって辰夫さんのことをテレビで語るのは初めて。収録はこのほど、辰夫さんが愛した名店、東京・銀座の鉄板料理「銀座うかい亭」で行われた。

 百々果さんは現在、都内のインターナショナルスクールに通い、今夏に卒業予定。今秋には米国の大学入学を目指している。母のアンナは、百々果さんの父である一般男性と2003年2月に離婚。そのため、辰夫さんは百々果さんが赤ちゃんのときから父親代わりとしてフル回転した。

 孫にメロメロだった昭和の大スターについて、百々果さんは「じっじは何でも買ってくれた。『タコと遊びたい』と言ったら、ある日、タコが家にいた」と思い出し笑い。アンナも「百々果が金魚すくいをしたいと言ったら、大きな水槽に100匹くらい買ってきて放し飼いにしてた」と“豪快伝説”を披露した。

 また、幼稚園児だった孫娘がプールでおぼれかけたとき、真っ先に飛び込んで救ったのも“じっじ”だった。妻のクラウディアさんは「一番愛情深かったよね」と思わず涙ぐみ、百々果さんは「一緒に海水浴に行くと4、5時間でも私を見張ってる。(心配になると)『おーい、もも、こっちにおいで!』って…」と瞳を潤ませた。

 雑誌を切り抜いて作ったオリジナルの料理本は18冊におよび、辰夫さんは家族や仲間のために腕をふるった。アンナはそんな父を「こだわり抜いて好きなことをやって、人から愛された。まじめで、約束を破らない。スーパーマンみたいだった」と最大限の尊敬と感謝の思いをささげた。

 四十九日法要は、先月26日に東京・品川区内の寺院で営まれたが、納骨はこれから。番組では百々果さんが芸能界にまったく興味のない理由を明かすとともに、恋多き女で知られる母に対して娘だから言える厳しい意見も。アンナが意外な答えをする場面もあり、一家の近況も明かされる。