鈴木達央、格闘技アニメに魂注入「世界に誇れる作品になった」

引用元:オリコン
鈴木達央、格闘技アニメに魂注入「世界に誇れる作品になった」

 現在、NetflixにてPart 1&Part 2が世界独占配信中で、1月10日よりTOKYO MXほかにてテレビ放送が決定している話題の格闘技アニメ『ケンガンアシュラ』。その魅力を、主人公・十鬼蛇王馬役の声優・鈴木達央が語る。

【画像】アニメ『ケンガンアシュラ』episode01の名場面

 同アニメは、WEBコミックサイト「裏少年サンデー」、コミックアプリ「マンガワン」で配信されている本格格闘技漫画(原作:サンドロビッチ・ヤバ子、作画:だろめおん)が原作。企業が格闘家を雇い、地下格闘仕合「拳願仕合(ケンガンジアイ)」の勝敗で利権を奪い合うという、経済界を舞台にした斬新な世界観、スケールの大きな物語卓越した格闘描写、多彩なキャラクターで熱狂的な人気を得ている。

――Netflixではイッキ見することができますが、改めてテレビ放送が決まってどう思いましたか?

【鈴木達央】ほかのテレビアニメシリーズ同様に、『ケンガンアシュラ』の続きを観るのが週1回の楽しみになってもらえたらうれしいですね。「拳願絶命トーナメント」での王馬の闘いをみるのがこの作品の肝なので、ラグビーW杯で日本代表の試合を待っていたように、彼の仕合を楽しみにしていてほしい。

――利害が対立する企業同士が、腕自慢の代理を立てて、一方が倒れ伏すまで闘わせるという発想が面白いですよね。

【鈴木】いろんな企業同士の仕合があって、さまざまな企業が出てくるんですが、「あれ? この名前って…」と、実在の企業を想起させるものがあって、ニヤッとしちゃうと思うんです。それも、わりとわかりやすく散りばめられている(笑)。アニメ化にあたっては、登場する企業のロゴも一つひとつ丁寧に描かれているので、細かいところまで楽しんもらいたいですね。

――王馬の闘いのシーンの映像も斬新ですよね。

【鈴木】岸誠二監督は『ケンガンアシュラ』というフィクションの世界で、原作のキャラクター性を損なわずどれだけリアリティーを追求できるかに挑戦したいとおっしゃっていて、それで3DCGアニメーションで制作されているんですが、すごく意欲的な、日本でもなかなか珍しい格闘技アニメができたんじゃないかな、と思っています。Netflixで世界配信されているということもあって、世界に誇れる作品になったと思っています。