上位3チームに噛み付くかEX風林火山 勝又健志の策略は…?/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
上位3チームに噛み付くかEX風林火山 勝又健志の策略は…?/麻雀・Mリーグ

 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、1月10日1回戦に出場する4選手を発表した。注目はリーグ6位のEX風林火山・勝又健志(連盟)。2~4位がそろう組み合わせで、上位にうまく噛み付くことができるか。

【中継映像】勝又・白鳥・魚谷・黒沢

 昨期のレギュラーシーズンをトップで通過したEX風林火山は、今期も上位をキープしてきたが、年末にかけてやや下降線。安定した戦いぶりが特徴のチームだけに、ここは一度上昇気流をつかみたいところだ。勝又はこれまでも攻守自在の麻雀を見せる“軍師”で、反撃の狼煙を上げる役割としては適任だ。

 2020年を迎えて一気にムードを高めているのがTEAM雷電。既にマイナスポイントの完済に成功し、プラス100ポイントも見えている。“セレブ”黒沢咲(連盟)が豪快なアガリを連発すれば、久々の2位浮上も射程圏内だ。

 年をまたいで絶好調なのが、現在4連勝中のセガサミーフェニックス。あっという間にリーグ3位まで駆け上がった。個人成績首位の近藤誠一(最高位戦)に引っ張られるように勢いをつけているが、ここで魚谷侑未(連盟)がチーム5連勝目を飾れれば、さらに加速する。

 チームリーダー多井隆晴(RMU)を欠く渋谷ABEMASだが、前夜の試合ではラス・トップでしのいだ。白鳥翔(連盟)は箱ラスを食ったところを救われただけに、今日こそ今期のエースらしく、プラスをしっかり稼ぐ狙いだ。

【1月10日1回戦】

EX風林火山・勝又健志(連盟) 個人10位 +40.7
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟) 個人2位 +238.3
セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟) 個人18位 ▲30.0
TEAM雷電・黒沢咲(連盟) 個人17位 ▲18.1

【1月9日終了時点での成績】

1位 KADOKAWAサクラナイツ +273.9(54/90)
2位 セガサミーフェニックス +158.9(54/90)
3位 渋谷ABEMAS +135.3(54/90)
4位 TEAM雷電 +95.5(54/90)
5位 U-NEXT Pirates ▲60.5(54/90)
6位 EX風林火山 ▲66.3(54/90)
7位 麻雀格闘倶楽部 ▲74.3(54/90)
8位 赤坂ドリブンズ ▲462.5(54/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。