氷川きよし「自分自身に負けません」 紅白リハで「誰も切り開いていない道を一人で歩くこと」の大切さ語る

引用元:ねとらぼ
氷川きよし「自分自身に負けません」 紅白リハで「誰も切り開いていない道を一人で歩くこと」の大切さ語る

 「第70回NHK紅白歌合戦」のリハ―サル(音合わせ)が12月28日、NHKホール(東京都渋谷区)で行われ、デビュー20周年の節目に20回目の出場を果たす氷川きよしさんが囲み取材に応じました。

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 披露するのは映画「ドラゴンボール超」の主題歌「限界突破×サバイバー」を含む「紅白限界突破スペシャルメドレー」で、囲み取材では「今回はすごいことになるんです。リハも緊張で震えちゃって」と手を震わせるパフォーマンスで報道陣を沸かせました。

 肝心の演出についての明言は避けたものの「すごいことになるんですよ! 衣装も紅組でもあって白組でもあるような……皆さんが期待していらっしゃるような……」と語り、「本当の自分を表現して、持っている才能を生かせたらと思ってこれまで歌ってきましたが、(デビューして)20年でイメージ付けをしてきた氷川きよしというをここでちょっとぶち壊したい気持ちもあります。時代も変わったので、ありのままの姿で音楽を表現したいです。人間ってどうしてもカテゴライズしたり、人と比べたりする傾向があると思うのですが、その中でやっていくのはすごく苦しい。だから『限界突破』でいつか紅白に出れたらいいなって思っていたので、思い入れのある曲です。演歌のときの『きよしくん』とはさよならして『 kiiちゃん(きーちゃん)』らしくやれたらって」と笑顔を見せました。

 氷川さんは11月に開設したInstagramで愛称の『kii』名義でコメントをしたり、“美”をテーマにした投稿を行い話題に。この日も「お肌とかとってもきれいですよね!」と褒められると「うれしい! (スキンケアのポイントは)お水を1日3リットルぐらい飲むことです」と屈託のない笑顔を見せつつ、「誰も切り開いていない道を一人で歩く気持ちで、摩擦を怖がっていたら次のドアは開けないと思ってこの1年やってきました。(本番は)より自分らしく、ありのままで輝きます。皆さんもそれを見て輝いて生きてください。私は負けません。自分自身に負けません」と力強く話しました。

第70回NHK紅白歌合戦

 総合司会はウッチャンナンチャンの内村光良さんと、NHKの和久田麻由子アナウンサーで、紅組司会は綾瀬はるかさん、白組司会は嵐の櫻井翔さんが務めます。番組のテーマは「夢を歌おう」で、本番は12月31日19時15分から23時45分まで放送されます。 ねとらぼ