スニーカーエイジGP大会で全開ステージ

引用元:産経新聞
スニーカーエイジGP大会で全開ステージ

 大阪市北区のグランキューブ大阪(大阪国際会議場)で28日に開催された高校・中学校軽音楽系クラブのコンテスト「第40回記念大会 We are Sneaker Ages」(産経新聞社・三木楽器グループ主催、大阪芸術大学グループ特別協賛)のグランプリ大会。府内からは高校10校と中学1校の計11校が出場し、近畿大付属高がグランプリ校賞に輝いた。阪南大高が府知事賞、日新高が府教育委員会賞、同志社香里高がベストサポーター校賞、四條畷高がベストパフォーマンス校賞を獲得した。

 ゴスペルグループ、イスラエル&ニュー・ブリードの「My Strength」を演奏し、グランプリ校賞を獲得した近大付高。11人全員が、息のあったパフォーマンスを披露して会場を沸かせた。リーダーでメインボーカルの浅田瑠衣さん(2年)は「明るい楽曲でステージに元気を届けることができてうれしい」と、満足げな表情を浮かべた。

 桑田佳祐&Mr.Childerenの「奇跡の地球(ほし)」を披露し、府知事賞を受賞した阪南大高。リーダーの山名穂実さん(3年)は「応援団がつくった特大の地球儀をみて、驚きとともに緊張が抜けた。平和を願う音楽を形として表すことができて、とてもうれしい」と喜んだ。

 府教育委員会賞の日新高は、女性メタルダンスユニット、BABY METALのイジメ撲滅ソング「イジメ、ダメ、ゼッタイ」を演奏。リーダーの古賀翔大さん(3年)は「全力で演奏することができて、とてもすがすがしい気持ち」と話した。

 昨年準グランプリ校の同志社香里高は、女性歌手、Aimer(エメ)の「Black Bird」でベストサポーター校賞を獲得。リーダーの八幡里穂さん(3年)は「お客さんひとりひとりに自分たちの演奏、歌声が伝わった」と振り返った。

 四條畷高は、女性歌手、Superflyの「Beautiful」でベストパフォーマンス校賞。リーダーの佐藤里咲さん(2年)は「客席全体に全力の歌声と演奏を届けることができた」と笑顔を見せた。

 その他の府内からの出場校のリーダーたちのコメントは次の通り。

 富田林高2年、横山優羽さん「恋と青春に夢中になっている女の子を表現できた。今はやり切ったという気持ちでいっぱい」

 堺リベラル高3年、前島彩乃さん「練習の成果を発揮できた。ステージを笑顔と『リベラル色』に染めることができた」

 大阪国際滝井高3年、石川いちごさん「OGの方から声をかけてもらい、応援団を見たことで、普段の演奏ができた」

 門真なみはや高3年、瀬戸アリサさん「緊張感もなく、めっちゃ楽しかった。練習の成果を思う存分に発揮できた」

 大阪市立平野北中3年、山田来実さん「演奏も感謝の気持ちもフルパワーで、やりきったという思い」

 常翔啓光学園高2年、松村百花さん「チャレンジ精神で臨み、練習の成果を出せた。自分たちのハードロックが披露できた」