SKE48・須田亜香里10年目の初センター 独占激白「私みたいなクソに…」と思ってた私

引用元:東スポWeb
SKE48・須田亜香里10年目の初センター 独占激白「私みたいなクソに…」と思ってた私

 SKE48・須田亜香里(28)が、2020年の飛躍を誓った。来年1月15日発売の26枚目シングル「ソーユートコあるよね?」で初センターを務める須田は、本紙の取材に対し、アイドルになる前は「人が嫌いだった」と衝撃告白。舌打ちの練習までしていたという須田がなぜ“神7”に選ばれるまでのメンバーになったのか? アイドルになって10年…笑顔の裏に隠された苦悩、センターだからこそ伝えたい熱い思いを初めて明かした――。

 ――初センターを務めることが発表された際に「最高に夢のあるグループ」と語っていたが

 須田:いろんな生き方を肯定してくれるグループだな、と感動して。バラエティーでなんでもかんでも言葉にしたり、体で笑いを取ったりする私がセンターになった。そこまでするのが美学じゃないという人もいると思うけど、ファンの方もスタッフさんも「面白いね」と笑ってくれる。猫をかぶらなきゃアイドルできない時代ではないと思うので、等身大の魅力で勝負したいと思える子が増えたら、と思います。

 ――ソロとしてもバラエティーなどでの活躍が目立つ。握手会での“神対応”も評判で、総選挙では「神7」入りするまでになった

 須田:昔はこんなこと言ったら「ファンに嫌われちゃうんじゃないか」と思って言えなかったこともあったけど、今は自由に思ったことを発言している。自然体でアイドルをやるようになってからの方が、お仕事も楽しいし、自分のダメなところもイジってもらって楽しくなれた。バラエティーのお仕事は生き方の可能性を広げてくれて、アイドルとしてすごく自信にもなりました。

 ――センターとして発信する機会も増える。ファンや後輩メンバーに一番伝えたい思いは

 須田:受け身で生きないでほしいと思います。私も昔は「あの時にやっとけばよかった」と思うことが多かったけど、今は一つも後悔を残したくないという気持ち。アイドル人生って時間に限りがあると思うので、だからこそ目の前のことをためらわずにやってみる。誰かがしゃべるのを待つんじゃなく、自分から口を開こうって気持ちを持てる人って実は多くないなと思う。周りのメンバーを見ても、一歩が踏み出せない子も多かったりするので。

 ――須田さん自身がそうやってきた

 須田:「自分は本当はこうしたいんだ」というものを、自分の意志で見つけていくのはすごく大事なことだと思う。私自身が「前に前に進んで自分できっかけをつくっていけたら」という気持ちでいろんな活動をさせてもらってきた。自分で可能性を見つけていったら、その人生って楽しいよ、すごく充実するよ、って伝えたいですね。

 ――その思いの原動力はどこから

 須田:SKE加入前は、1人で人に頼らず生きていくと意地を張っていた。人が嫌いで、すれ違う関係のない人さえも嫌いだった…当時は舌打ちの練習をしていたぐらいです(笑い)。でもSKEに入って、初対面の方が握手会に来てくださって「これからずっと応援するから」って。「私みたいなクソに…」と思ってた私は心が洗われて、「もっと人を信じて心が通じたいな」と思うようになった。いろんな人の魅力で私は成り立っている。今も人として成長させていただいている状態です。

 ――後輩への思いは

 須田:悩んでいる時に「こうしてみたら」「こういうふうに考え方を変えてみたら楽になるよ」と話したりしている。「明日が来るのが楽しみ」という気持ちを1%でも人に分けてあげられるとうれしかったりする。メンバーだけじゃなく、ファンの方や初対面の方にも持ってもらえたらうれしいですね。