『ミス東スポ2020』グランプリ決定 趣味は刑務所見学のRQや元がん細胞研究者など変わり種に栄冠

引用元:オリコン
『ミス東スポ2020』グランプリ決定 趣味は刑務所見学のRQや元がん細胞研究者など変わり種に栄冠

 『ミス東スポ2020』が25日、都内で行われた決定発表イベントでお披露目された。グランプリには緑川ちひろ(26)、川瀬杏南(25)、安井まゆ(25)の3人が、準グランプリには空条のん(年齢非公開)、審査員特別賞には枢木むつ(25)が、それぞれ選出された。

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 今年で9回目となる同コンテスト。5ヶ月間にわたる配信などでのポイント形式の審査を経て、1位となった緑川の目には熱いものが。OLをしていたが、昨年11月からレースクイーンの仕事を始め、6月に本格的な芸能活動をスタートさせた。遅咲きのため、オーディションの開催時にファンらしいファンは、ほぼいなかったそう。「グランプリになるために、どんなことをすれば応援してもらえるか、すごく悩んだ5ヶ月間でした」と話すと「みなさんには何度ありがとうと言っても足りません。オーディション期間のことは絶対に忘れません」と頭を下げていた。 

 バスト87(Eカップ)・ウエスト58・ヒップ88センチというメリハリボディの持ち主。自慢のパーツは、お尻だそうで「ほどよい大きさなので」とアピールしていた。趣味は刑務所見学。「刑務所に行ったり、作業製品を集めたりするのが好きです」と語っていた。「ゆくゆくはグラビアの枠から飛び出してタレントとしてマルチな才能を発揮できたら」と力を込めた。

 2位になった川瀬は「長い期間、応援していただいてありがとうございます」と喜びを爆発させた。エンタメ審査ではオバQ姿でダンスする振り幅も見せ、見事に栄冠に輝いた。「普段、過ごしていると1人で生きていると思いがち。このオーディションをさせていただいて、ファンの方、事務所のタレント、一緒に戦ってくれたメンバー、関係者の方々、本当にたくさんの方に支えられているんだとわかりました。本当にありがとうございました」と感謝した。

 2人組アイドルグループ・蒼天のブルームのメンバーで、アイドルになる前は製薬会社でがん細胞の研究をしていたという変わり種。「もともとアイドルになりたいと思って、今しかできないと思って決心してやめました」と一念発起し、芸能界に飛び込んだ。身長154センチ、バスト90(Gカップ)・ウエスト60・ヒップ85という魅惑的な体でグラビア活動も。憧れの存在は来年3月での引退を発表している川崎あやだそう。対照的なタイプにも見えるが「引退を発表したときに『グラビアがゴール』とおっしゃっていた。私は何がゴールか見えていない。情熱をかけられる何かを見つけて、川崎あやさんみたいな引退ができたら」と思いを口にした。

 3位となった安井は「思い返すと、うれしいことも、つらいこともたくさんありました。今は3位という順位が好きになりました」と感無量。現在は山口県出身で福岡県に住んでいるが、グランプリをきっかけに上京することも宣言。大きな拍手を受けていた。身長168センチで、バスト75(Bカップ)・ウエスト59・ヒップ87のスレンダーボディが輝く。所属事務所はモデル中心のため、グラビアをしているのは安井だけだそう。「別なことをして、ほかの子たちにも『こういう仕事もあるんだよ』と教えてあげられるようになりたい」と熱い思いを語った。

 また、空条は8歳から18歳まで地元の宮城県でミュージカル劇団に所属し、その後に上京。7月までPR会社に勤務し、営業事務をしていたという。兵庫県出身の枢木は女優を目指して上京。7月から現在の事務所に所属したことが契機で『ミス東スポ2020』を受けた。アニメや漫画が好きで、枢木はアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』の枢木スザクから取って芸名にしたという。ただ「実はスザクが好きなのではなく…。日本人の名前で1番、かっこよかったので」と照れ笑いした。

 『ミス東スポ2020』は1年間にわたり、東京スポーツ新聞社のキャンペーンなどに登場。来年1月に行われる東京スポーツ新聞社制定の『プロレス大賞』でアシスタントを務めることが決まっている。