ミルクボーイ“凱旋”漫才「天王寺区で優勝パレードしたい」 M―1優勝で来年3月まで仕事ぎっしり

ミルクボーイ“凱旋”漫才「天王寺区で優勝パレードしたい」 M―1優勝で来年3月まで仕事ぎっしり

 「M―1グランプリ2019」を制したミルクボーイが、優勝から一夜明けの23日、大阪ミナミの「よしもと漫才劇場」での公演「TAWAKE戯れLIVE」に出演。ホームタウンへ“凱旋”を果たした。

 昨年の「霜降り明星」に続き、今年も“漫劇芸人”からM―1王者が誕生。立ち見を含む380人のファンからの大きな拍手を浴びて登場し「いつもこんなんちゃいますやん」と内海崇(33)も驚きの顔。駒場孝(33)は「住みます芸人をしている(大阪市)天王寺区で優勝パレードしたい」と語った。この日は駒場の母親が忘れたものを題材にするお得意の漫才ネタ「デカビタ」でいつも以上の笑いを誘った。

 前夜の「M―1」が今年4本目のテレビ出演で、初めての漫才だったが、この日は朝から「M―1」を制作したABCテレビ「おはようコールABC取材」(月~金曜前5・00)に出演したのを皮切りに、各方面で決勝第1ラウンドでやった「コーンフレーク」のネタを4分間フルに披露するなど、早朝から引っ張りだこ。在京局ではフジテレビ系「めざましテレビ」(月~金曜前4・55)に生出演し、駒場は「M―1ドリームです」と感慨深げ。日本テレビ系「ZIP!」(月~金曜前5・50)では内海が「寝てないですし、この後も休めない。休めるのはあさってぐらいですか」と一変ぶりを明かした。さらにM―1審査員・立川志らく(56)がMCを務めるTBS「グッとラック!」、名古屋に移動してCBCテレビ「ゴゴスマ~GO GO!Smile!~」(月~金曜後1・55)にも出演。テレビ生番組5本、VTR出演や収録もこなすなど、大忙しの1日となった。

 「人気、全くないんですよ。顔を指されることもない」と決勝前に内海が明かしていたが、注目度はうなぎ登りだ。決勝進出を決めて、ツイッターのフォロワー数が内海は3000から5000にアップ。駒場も7500から8500へと増えていたが、優勝を境に一夜にして内海は2万を超え、駒場も2万3000を超えた。スケジュールについても営業、舞台など週3日しか予定が入ってなかったところが、テレビ出演50本以上、雑誌、新聞などのオファーが殺到し「来年3月まで、ほぼ埋まった」と吉本関係者が“優勝特需”に嬉しい悲鳴をあげていた。