「今年テレビで漫才は初めて」ミルクボーイがM-1王者!票を入れなかった松ちゃんも絶賛「過去最高と言っていい」

引用元:中日スポーツ
「今年テレビで漫才は初めて」ミルクボーイがM-1王者!票を入れなかった松ちゃんも絶賛「過去最高と言っていい」

 漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2019」(優勝賞金1000万円)の決勝が22日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、結成12年で駒場孝(33)と内海崇(34)のコンビ「ミルクボーイ」が優勝し、令和初の王者に輝いた。優勝トロフィーを受け取った2人は「ウソや!!」と話し、信じられない様子で喜びをかみしめた。

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 2001年に始まったM―1は今年で15回目(11~14年は開催なし)で、過去最多の5040組がエントリー。ミルクボーイは決勝のファーストラウンドで、7人の審査員からM―1史上最高の681点を獲得。文字どおり“最高”のチャンピオンが誕生した。ミルクボーイは初の決勝進出で栄冠を勝ち取った。

 準決勝では和牛やカミナリ、ミキなど実力派がまさかの敗退。決勝進出を決めたのは、からし蓮根、ミルクボーイ、ぺこぱ、オズワルド、すゑひろがりず、ニューヨーク、インディアンス、見取り図、かまいたちの9組。

 これに決勝前に行われた16組による敗者復活戦を勝ち上がった和牛が加わり、計10組で決勝は争われた。ファーストラウンドではミルクボーイ、かまいたち、ぺこぱの3組が勝ち抜き、最終ラウンドへ。ミルクボーイはファーストラウンドでは「コーンフレーク」のネタでM―1史上最高得点の681点を記録した。

 最終ラウンドは点数制ではなく、7人の審査員が優勝にふさわしい組を選ぶシステム。「もなか」のネタを披露したミルクボーイは6人の審査員の支持を受け圧勝。優勝が決まった瞬間、2人は互いに顔を見合わせ笑顔。審査員の松本人志(56)からトロフィーを受け取るも信じられない様子で、内海は「ウソです。夢、夢!!」、駒場も「ホンマにウソです」と口をそろえた。

 内海は「今年、テレビで漫才を披露するのは初めて」と告白し驚かせたが、松本からは「過去最高と言っていい」と絶賛されていた。

◆歴代優勝者 2001年中川家(1603)、02年ますだおかだ(1756)、03年フットボールアワー(1906)、04年アンタッチャブル(2617)、05年ブラックマヨネーズ(3378)、06年チュートリアル(3922)、07年サンドウィッチマン(4239)、08年NON STYLE(4489)、09年パンクブーブー(4629)、10年笑い飯(4835)、15年トレンディエンジェル(3472)、16年銀シャリ(3503)、17年とろサーモン(4094)、18年霜降り明星(4640)、19年ミルクボーイ(5040)※11~14年は開催なしカッコ内はエントリー数