ぶんがくざこどもげき「桃太郎」開幕、高橋正徳「災害に興味を持ってくれたら」

ぶんがくざこどもげき「桃太郎」開幕、高橋正徳「災害に興味を持ってくれたら」

「桃太郎防災・復興シアター」が本日1月11日に東京・文学座新モリヤビル1階で開幕する。

【写真】ぶんがくざ こどもげき「桃太郎防災・復興シアター」より。(メディアギャラリー他4件)

これは、文学座のぶんがくざ こどもげき委員会が主催する公演。過去の復興事例が引用される本作では、“防災と復興”を実践的に学ぶことができる。鬼ヶ島での戦いを終えた桃太郎一団は、おじいさん、おばあさんの待つ家へと向かうが、帰り道には災害が待ち受けていて……。

演出を手がける高橋正徳は「桃太郎達の経験を通して、子供達が観劇を楽しみながら突然起こる災害に対してほんの少しでも興味をもってくれたらと思っています」とコメント。出演者には高柳絢子、西岡野人、相川春樹、大野香織、千田美智子、添田園子が名を連ねている。上演時間は1時間10分を予定。公演は1月13日まで。

■ 高橋正徳コメント
毎年夏に「ぶんがくざこどもフェスティバル」を開催してきました。子供向けの芝居を上演するだけでなく、こども達とワークショップや工作、またいろいろなイベントを通して人との繋がりの大切さを知ってもらおうという企画です。
「桃太郎 防災・復興シアター」では、桃太郎とお供の動物達が鬼退治をし、おじいさんおばあさんの元への帰りの道に、いろいろな災害に巻き込まれます。
桃太郎達の経験を通して、子供達が観劇を楽しみながら突然起こる災害に対してほんの少しでも興味をもってくれたらと思っています。
また、今回は新作の紙芝居や、桃太郎たちとのワークショップなどもあり充実した内容になっております。是非1月の連休にぶんがくざへ遊びに来て下さい!!

■ ぶんがくざ こどもげき「桃太郎防災・復興シアター」
2020年1月11日(土)~13日(月・祝)
東京都 文学座新モリヤビル1階

脚本:ちだみちこ
演出:高橋正徳
出演:高柳絢子、西岡野人、相川春樹、大野香織、千田美智子、添田園子

※高柳絢子の「高」は、はしご高が正式表記。