ただの“鬼つながり”じゃない!椿鬼奴の「鬼滅の刃」愛は本物だった「作品に恥ずかしくないように生きたい」

引用元:AbemaTIMES
ただの“鬼つながり”じゃない!椿鬼奴の「鬼滅の刃」愛は本物だった「作品に恥ずかしくないように生きたい」

 人気アニメ「鬼滅の刃」に登場する耳飾りをしていたことがきっかけに、思わぬ反響を得ているお笑い芸人・椿鬼奴。4月から半年間放送されたアニメの大ヒットを受けて「アニメ人気に乗っかった」「鬼つながりだから」と思う人がいてもおかしくはないが、現実はまるで違う。「作品に恥ずかしくないように生きたい」というほど、作品愛が溢れまくっている。バラエティ番組の過酷ロケにも、主人公・竈門炭治郎のひたむきで前向きな姿勢に勇気をもらっている。原作も第1話の連載スタートから読み続けている筋金入りのファンに、2019年を代表するアニメの魅力について聞いた。

-「鬼滅の刃」に触れたのはいつからですか。

 椿鬼奴 ジャンプ本誌からですね。その前から雑誌は買っていたので、1話目を読んだんです。展開が早かったし、結構衝撃的なコマが出てくるまでも早かったですね。連載当初から、周りの人に薦めていました。ジャンプショップに行った機会に、炭治郎の耳飾りと、禰豆子のエコバッグを買いました。

-その耳飾りを番組でつけていたことが話題になりました。

 椿鬼奴 最初につけて出たのは、博多華丸さんの番組「もらい酒みなと旅」なんですけどね、その時は誰にも何も言われませんでした(笑)。その後に「タモリ倶楽部」に出たら、ネットで「鬼奴が炭治郎の耳飾りつけてる」って話になって。普段、あんまりネットとか見ないんですけどね。私は何度もつけてたのに、時間の経過とともに鬼滅のファンが増えているんだなあと分かったのが、タモリ倶楽部の時でした。 ただの“鬼つながり”じゃない!椿鬼奴の「鬼滅の刃」愛は本物だった「作品に恥ずかしくないように生きたい」 鬼滅の刃 -アニメはいつから見ましたか。

 椿鬼奴 放送始まって結構経ってからですね。「すごくいい」って聞いて。1話を見たら、すごくきれいで、アニメを作っている方々の熱意がすごいなと思いました。実景というか、景色が実写みたいなことに、まずびっくりしました。雪の中をサクサク歩く、足元のカットとか、すごいですよね。

-漫画とアニメの違いで、特に印象的だったところはありますか。

 椿鬼奴 漫画でも巻頭カラーとかセンターカラーとかありますけど、アニメってことは全部に色が付くわけじゃないですか。漫画は基本モノクロですけど、アニメは当然ですけど、血が黒い色をしていない。なので、見ている方としては緊張感がありましたよね。その分、残酷さはアニメの方が増しましたけど、それも絶妙ですよね。原作の1コマってくらいの秒数しか見せないというか。惨劇を意識させるには、絶妙な秒数だったと思います。

-映像クオリティについてはファンの間でも評判でしたが、特にお気に入りのシーンはありますか。

 椿鬼奴 「最終選別」で出てくる、藤の花のところですね。7日間やって、ようやくたどり着いた藤の花がめっちゃきれいですよね!炭治郎の目から見える景色に、すごく陰と陽がきれいに現れていて。あれも本物(実写)と思うくらいです。

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