3チームが年内最終戦 年納め勝利飾れるか/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
3チームが年内最終戦 年納め勝利飾れるか/麻雀・Mリーグ

 Mリーグ機構は「大和証券Mリーグ2019」、12月19日1回戦に出場する4選手を発表した。この日で赤坂ドリブンズ、渋谷ABEMAS、TEAM雷電の3チームは、年内最終戦。首位KADOKAWAサクラナイツもいる中で、年納めの勝利を飾ることはできるか。

【映像】3チームが年内ラスト戦

 一時はリーグ下位で苦しんだものの11月、12月と確実に順位を上げてきたが渋谷ABEMAS。首位のKADOKAWAサクラナイツまで108.1ポイント差の2位につけている。1試合目を任された松本吉弘(協会)が久々のトップを取れるようであれば、チーム得意の木曜日で、一気に首位浮上まで狙える。

 プラス域に戻って年を越したいのはTEAM雷電。まだ残り試合はあるものの、セミファイナル進出のボーダーラインとなる6位からは、早く離れたいところだ。黒沢咲(連盟)が持ち前のスケールの大きい麻雀でトップを取れれば、一気にマイナス完済、さらに今日中に上位4チーム入りまで見込める。

 とにかく苦しい2019シーズンになったのが赤坂ドリブンズ。前年覇者が、まさかの最下位で年末を迎えている。2連勝があれば一気に100ポイント以上のマイナス返済が可能だが、ファンからすればまずは1回戦に出場する丸山奏子(最高位戦)の奮闘で、他の3選手を勇気づけてほしいところだ。

 新規参戦ながら、常に首位争いを続けたKADOKAWAサクラナイツは内川幸太郎(連盟)が出場する。年内首位ターンに向けて、2位渋谷ABEMASとの直接対決が注目ポイント。“サクラのプリンス”が美しい手順でアガリを決められるか。

【12月19日1回戦】

赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦) 個人20位 ▲69.4
KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟) 個人15位 ▲6.3
渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会) 個人28位 ▲218.3
TEAM雷電・黒沢咲(連盟) 個人21位 ▲76.9

【12月17日終了時点での成績】

1位 KADOKAWAサクラナイツ +269.4(48/90)
2位 渋谷ABEMAS +161.3(48/90)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +48.3(50/90)
4位 EX風林火山 +7.9(50/90)
5位 U-NEXT Pirates ▲5.3(50/90)
6位 TEAM雷電 ▲67.5(48/90)
7位 セガサミーフェニックス ▲81.0(50/90)
8位 赤坂ドリブンズ ▲333.1(48/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。