長渕剛 急性腎盂腎炎で緊急入院 20日に救急車で搬送、「絶対安静」の状態

 歌手の長渕剛(63)が23日、急性腎盂(じんう)腎炎のため都内の大学病院に緊急入院していることを明らかにした。

 この日夜に都内で予定した主演映画「太陽の家」(権野元監督、来年1月17日公開)のクリスマス上映会を欠席。スタッフが病状経過について公表した。

 長渕は10月から10都市でのコンサート会場で映画を先行上映する初の「シネマ&ライブツアー」を展開し、今月17日に千葉県内で終了。その直後、腹部への激痛と高熱に見舞われた。回復はせずに同20日に救急車で搬送された。医師の診断によると「絶対安静」の状態。

 長渕は会場にコメントを寄せ、「残念で仕方ない。そこへ行きたかった」と悔しい思いを伝えた。

 上映会には、飯島直子(51)、山口まゆ(19)、潤浩(8)、広末涼子(39)が出席した。

 長渕にとっては「英二」以来で20年ぶりの映画主演。企画段階から携わり、不器用でおせっかいだが情には厚い大工の棟梁(とうりょう)を演じた。