【報知映画賞】玉城ティナ「本当に私でいいのかな」 井口監督「日本の映画界の宝になる」

引用元:スポーツ報知
【報知映画賞】玉城ティナ「本当に私でいいのかな」 井口監督「日本の映画界の宝になる」

 第44回報知映画賞の表彰式が18日、都内で行われた。

 受賞作「惡の華」の井口昇監督(50)から花束を受け取り、笑みがこぼれる。新人賞の玉城ティナ(22)は「会場に来て、歴史ある賞に名を刻めたと実感した。本当に私でいいのかなと心配になったり。でも、今は喜びをかみしめたい」とはにかんだ。

【図解】報知映画賞 受賞一覧

 「Diner ダイナー」では、闇の組織に身売りされた鈍くさいヒロイン・オオバカナコ、「惡の華」では理解不能の問題児・仲村佐和と、対照的な役を見事に好演。井口監督は「振り幅がすごく、難しい役をチャーミングに演じた。これから日本の映画界の宝になります」と褒めちぎった。

 新人賞は女優人生の最初の一歩でしかない。「小松菜奈さんも14年に新人賞を受賞されて、今回は助演女優賞を受賞した。私も生活感のある役や、コメディーに挑戦して、またこの場に戻ってきたいです」と、さらなる飛躍を誓った。(増田 寛)

報知新聞社