ダンス界のパイオニア・シッキン、来年９月から新作舞台の全国ツアー　テーマは「部屋」

　日本ダンス界のパイオニア的な４人組ダンスチーム「ｓ＊＊ｔ　ｋｉｎｇｚ（シットキングス）」が１７日、大阪・クールジャパンパーク大阪で踊りまくりのダンスライブ「メリーオドリマＸ’ｍａｓ」の初日公演を行った。

　生バンドを従え、ゴージャスな衣装で登場。オールディーズ風の音楽に合わせて超シンクロダンスを披露し、冒頭から客席をとりこに。「クリスマス」をテーマにしたパートは、ＮＯＰＰＯ（３３）がサンタクロースを待つ子供、ｓｈｏｊｉ（３５）がその母親、ｋａｚｕｋｉ（３３）が飼い犬、Ｏｇｕｒｉ（３２）がサンタクロースを演じ、物語をコミカルに表現。ソロのダンスコーナーでは、もう一度見たかった過去の公演のワンシーンや初披露のダンスまで個々に輝きを放った。

　シッキンは、来年９月１８日から新作舞台公演「ＨＥＬＬＯ　ＲＯＯＭＩＥＳ！」（東京・新国立劇場ほか全国７都市）を開催することを発表。「Ｔｈｅ　Ｌｉｂｒａｒｙ」以来２年ぶりで、過去最大規模の４万人を動員する。

　今年はＴＢＳ系「音楽の日」、テレビ朝日系「関ジャム完全燃ＳＨＯＷ」などテレビ番組への出演も増加。１１月放送のフジテレビ系「ＦＮＳ２７時間テレビ　にほんのスポーツは強いっ！」では、グランドフィナーレを飾った「ダンスができないセブンティーチャーズ」企画でダンス部強豪校の部員２００人の振付と演出を手がけ、ＳＮＳを中心に話題を呼んだ。

　４人は「５作品目となる舞台のシチュエーションは、４人がルームメイトとして住んでいる『部屋』。一見ありふれた設定のようにも見えますが、今までやったことのない“新たなチャレンジ”をすることに、今からワクワクが止まりません。それが何かは乞うご期待」と予告。「シットキングスらしく、ダンスでさらなるエンターテイメントを繰り広げて参ります。２０２０年も、どうぞご期待下さい」とコメントした。

報知新聞社