女優アンナ・カリーナさん79歳死去 代理人明かす

引用元:日刊スポーツ

1950年代末から60年代にかけてフランスで起こった、映画のムーブメント「ヌーベルバーグ」を代表する女優アンナ・カリーナさんが14日、パリの病院で亡くなったと15日、欧州主要メディアが一斉に報じた。79歳だった。代理人が「アンナはガンのため亡くなった」と明らかにした。

デンマーク・コペンハーゲン生まれのカリーナさんは、出演した短編映画がカンヌ映画祭で賞を取ったことをきっかけに17歳でパリに移住。ジャン・リュック・ゴダール監督の60年「小さな兵隊」で女優デビューし、翌61年に同監督と結婚すると、同年の映画「女は女である」でベルリン映画祭銀熊賞を受賞。64年に離婚も、65年の映画「気狂いピエロ」など同監督の作品に出演。昨年9月にはアルバム「アンナ・カリーナ 冒険する私」リリースを記念して18年ぶりに来日。「日本には、もう何度も来ていて、大好きで特別な国」と語っていた。