横浜流星、吉沢亮、瀬戸康史…2019年大活躍だった若手俳優!

横浜流星、吉沢亮、瀬戸康史…2019年大活躍だった若手俳優!

 2019年のドラマシーンは、『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』や『あなたの番です』などのミステリー・サスペンス色の強い作品に注目が集まった。一方で、『初めて恋をした日に読む話』『凪のお暇』などオンナ心をくすぐるドラマも多く、それらも大きな話題を呼んだ。今回は、そんなドラマや映画で今年大活躍だった若手俳優6人を紹介しよう。

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■ 横浜流星

 横浜流星は、今年最もブレイクした俳優と言っても過言ではない。今年、3本の話題のドラマに出演。深田恭子が主演した『初めて恋をした日に読む物語』(TBS系)では、ピンク髪のキュートな年下男子・由利匡平を演じ、世の女性たちをキュンキュンさせた。7月から2クールにわたって放送された『あなたの番です』(日本テレビ系)には、第2部「反撃編」から登場。田中圭演じる手塚翔太と共に、事件を調べる二階堂忍役で出演。AIを研究する大学院生という役どころで、時に視聴者をほん弄しながら、真犯人に迫っていく姿で熱狂させた。

 さらに、菜々緒と福士蒼汰主演の『4分間のマリーゴールド』(TBS系)の花巻藍役では、家族思いの高校生を真っ直ぐに演じた。そのほか、『愛歌―約束のナクヒト―』など3本の主演映画も公開され、破竹の勢いを見せた。そんな横浜は、来年1月12日スタートの連続ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(読売テレビ・日本テレビ系/毎週日曜22時30分)で、清野菜名とダブル主演を務める。アクションが得意な清野とバディを組むとあって、得意の空手を活かした横浜のアクションが飛び出すか、期待が高まる。

■ 吉沢亮

 次に挙げたいブレイク俳優は、NHK連続テレビ小説『なつぞら』で山田天陽を演じた吉沢亮だ。天陽が36年という短い生涯を終えるシーンが放送されると、「天陽ロス」とも呼べる現象を巻き起こした。このほか、人気漫画を実写化した映画『キングダム』では、後の始皇帝となるえい政を気高いオーラをまとった姿で演じてみせ、高い評価を得た。

 そんな吉沢は2020年には『なつぞら』の広瀬と再びの共演が注目されるコメディー映画『一度死んでみた』、西加奈子原作で北村匠海、小松菜奈と共演する映画『さくら』の公開が控えている。さらに、2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』では主演の渋沢栄一を演じることも決定しており、ますます目が離せない。

■ 瀬戸康史

 今年はドラマ4本、映画1本に出演する活躍を見せた瀬戸康史。昨年からの朝ドラ『まんぷく』に出演したほか、ドラマ『デジタル・タトゥー』(NHK総合)では、高橋克実とダブル主演。さらに是枝洋貴役で出演したドラマ『パーフェクトワールド』(カンテレ・フジテレビ系)では、樹(松坂桃李)、つぐみ(山本美月)との三角関係を演じ、恋に破れる姿で多くの視聴者の涙を誘った。2020年は5月7日より上演される、松尾スズキ作、ノゾエ征爾(せいじ)演出による舞台『母を逃がす』に主演する予定だ。

■ 賀来賢人

 2018年に放送されたドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)に主演し、一躍注目を集めた賀来賢人。2019年、さらなる活躍を見せた。のりつけ雅春による大人気漫画をドラマ化した『アフロ田中』(WOWOW)に主演しアフロ姿で笑いを取りまくると、10月からスタートしている『ニッポンノワール ―刑事Yの反乱―』(日本テレビ系)では一転して、ワイルドな刑事役を熱演し、視聴者を魅了している。

■ 間宮祥太朗

 現役高校生が漫才で頂点を目指すドラマ『べしゃり暮らし』(テレビ朝日系)で主演の上妻圭右を演じた間宮翔太朗も忘れてはならない。間宮といえば、2018年に放送されたNHK連続テレビ小説『半分、青い。』でヒロイン・鈴愛のダメ夫・涼次役を好演し、一躍注目を集めた。2019年はほかに、ドラマ『ハケン占い師アタル』(テレビ朝日系)、映画『翔んで埼玉』に出演。公開中の映画『殺さない彼と死なない彼女』では、桜井日奈子とダブル主演を果たしている。

■ 片寄涼太

 最後にGENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーとしても活躍する片寄涼太を挙げよう。中国で絶大な人気を誇る片寄だが、今年は年始から『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)で存在感を発揮し、映画『きみと、波にのれたら』ではアニメ吹き替えに初挑戦。現在公開中の『午前0時、キスしに来てよ』では、橋本環奈と共にキュンキュンする恋物語を体現している。2020年は、伊藤英明主演のドラマ『病室で念仏を唱えないでください』(TBS系)に出演することが決まっている。