パイレーツか、雷電か セミファイナル最終戦の両チームが運命のバトル/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
パイレーツか、雷電か セミファイナル最終戦の両チームが運命のバトル/麻雀・Mリーグ

 Mリーグ機構は「Mリーグ2019 朝日新聞セミファイナルシリーズ」、3月30日1回戦に出場する4選手を発表した。注目はなんといってもリーグ4位U-NEXT Piratesと、5位のTEAM雷電によるファイナル進出争い。両チームとも今夜がセミファイナル最終日で、天国か地獄かという大一番だ。

【中継映像】パイレーツVS雷電 生き残るのはどっちだ!?

 状況としては102.3ポイントをリードするU-NEXT Piratesが有利だ。6位のKONAMI麻雀格闘倶楽部にも最終日に大逆転という可能性はわずかに残っているものの、現実的には今夜を4位維持で終えれば、ファイナル進出は確定と言ってもいいレベルだ。セミファイナルに入り絶好調の石橋伸洋(最高位戦)に大事な初戦を託されたが、いきなりトップを取り、決着をつけてしまうことも十分に考えられる。

 追うTEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)からすると、この1戦目でU-NEXT Piratesとトップラスを決めるのが最高形。約100ポイントの差が一気に消し飛ぶ。トップ3着でも順位点だけで60ポイント縮まるため、とにかくトップが欲しい。普段以上に攻め気十分の瀬戸熊が見られそうだ。

 リーグ3位の渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)は、とにかくラスだけ避ければ問題ない。この日を終えて3位キープなら、最終日を待たずして2年連続でのファイナル進出が確定する。リーグ2位のセガサミーフェニックスは、仮に連続ラスでもまだ怖くない。セーフティリードを持った状態で、近藤誠一(最高位戦)がどこまで前に出るかも注目だ。

【3月30日1回戦】

渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟) 個人4位 +290.2
セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦) 個人3位 +332.0
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟) 個人12位 +20.9
U-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦) 個人24位 ▲168.1

※成績はレギュラーシーズン

【3月29日終了時点での成績】

1位 KADOKAWAサクラナイツ +289.1(14/16)
2位 セガサミーフェニックス +228.1(12/16)
3位 渋谷ABEMAS +107.4(12/16)
4位 U-NEXT Pirates +23.6(14/16)
5位 TEAM雷電 ▲78.7(14/16)
6位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲204.1(14/16)

※レギュラーシーズン成績から1/2を持ち越し

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。