松本穂香が映画「酔うと化け物になる父がつらい」舞台挨拶に登場「人間関係に悩んでる人に見てもらいたい」

引用元:スポーツ報知
松本穂香が映画「酔うと化け物になる父がつらい」舞台挨拶に登場「人間関係に悩んでる人に見てもらいたい」

 女優の松本穂香(23)が21日、大阪市内で主演映画「酔うと化け物になる父がつらい」(3月6日より全国順次公開、片桐健滋監督)の舞台あいさつに、父役を演じた俳優・渋川清彦(45)、脚本を手がけた久馬歩(お~い!久馬=47)と登場した。

 菊池真理子さんの実体験を元にした人気コミックエッセーの実写化。アルコール依存症の父親を持ち、家族崩壊の中にありながら希望を失わず力強く生きていく主人公・サキを演じた松本は「モヤモヤを抱えて生きている人。背筋に重い空気が私の中にありました」と話した。妹役の今泉佑唯(21)は欅坂46の元メンバーで、今作が映画初出演。松本は「頑張ってしゃべらなきゃと『握手会ってどんな感じなの?』とか。好奇心です。妹とのシーンは時間をかけて撮りましたね」と振り返った。一方、酒におぼれて別人のように変わる父・トシフミを演じた渋川は「役作りではなく好奇心ですが、監督にセリフも多くないし、飲みながらやってもいいかなと。でも、緊張とセリフもあるので半分も酔えなかったですね」と、実際にアルコールが入った状態で撮影に臨んだことを明かした。

 脚本を手がけた久馬は「うちのおやじも、飲んだらちょっと暴れてた。よく玄関に寝てたし、小学校にピンクの原チャ(バイク)で来て運動場を走り回ってたプチ化け物。皆さんの回りにも依存されている方がいるかもしれないので、役に立てばいいなと思います」とアピール。松本も「難しい親子関係、人間関係に悩んでいる方にぜひ見てもらいたい」と胸を張った。 報知新聞社