生き残るのはどっちだ!?パイレーツVS雷電、大接戦で最終戦へ/麻雀・Mリーグ

引用元:AbemaTIMES
生き残るのはどっちだ!?パイレーツVS雷電、大接戦で最終戦へ/麻雀・Mリーグ

 負け=敗退そしてシーズン終了、まさにサバイバルゲームだ。Mリーグ2019 朝日新聞セミファイナルシリーズは3月29日までの日程を消化し、首位のKADOKAWAサクラナイツ、2位セガサミーフェニックスまでファイナル進出がほぼ確定した。逆にU-NEXT PiratesとTEAM雷電の4位争いが激化、最後まで目が離せない戦況となっている。

【映像】セミファイナルシリーズ10日目

 29日の対局終了時点で、この日に最下位脱出を果たせなかったKONAMI麻雀格闘倶楽部はほぼ脱落決定、ファイナル進出争いは、4位パイレーツと5位雷電、どちらが生き残るかに絞られた。

 U-NEXT Piratesは昨年5位で敗退、TEAM雷電は昨年最下位の7位で、どちらも進出すればリーグ創設2期目で初のファイナルとなる。31日はどちらも出場はなく、実質的に30日が最終戦、ファイナル進出争いの大一番となる。

 30日の対局はセガサミーフェニックス・渋谷ABEMAS・U-NEXT Pirates・TEAM雷電で行われる。現在のチーム順位差を考えると、U-NEXT Piratesは1度でもトップが取れればセミファイナル進出濃厚(2着にTEAM雷電が残った場合、2回戦目に大きなトップラスを決められると敗退の可能性が残る程度)となる。

 逆にTEAM雷電は1回戦でトップを取らないと、多くのパターンで2回戦目にトップを取ってもU-NEXT Piratesの逃げ切り勝ちとなる。

 焦点は1回戦目。ここでU-NEXT Piratesはここまでチームをけん引してきた“船長”こと小林剛(麻将連合)の出場が濃厚。そして後がない5位TEAM雷電は今期MVPの魚谷侑未(連盟)を超える女性最多の28試合出場(魚谷は27試合)、32%の1着率でレギュラーシーズン突破に貢献した黒沢咲(連盟)の出場が見込まれる。一発長打狙い、守備面も安定した戦いぶりを見せる“セレブ”に、セミファイナル進出を託すか。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。