ぺこぱ、ブレークも先月給料は4万円 松蔭寺“ひもじさ”忘れず「ちょっとした移動は自転車」

引用元:オリコン
ぺこぱ、ブレークも先月給料は4万円 松蔭寺“ひもじさ”忘れず「ちょっとした移動は自転車」

 お笑いコンビ・ぺこぱが19日、都内で行われたVisaの『キャッシュレス推進プロジェクト2020』にゲストとして登場。先月の給料が4万円だったことを明かした。

【写真】苦笑いを何度も浮かべながらも”おなじみのポーズ”をするぺこぱ

 昨年末に行われた『M-1グランプリ2019』で3位という好成績を収めた2人。ステージに上がると松蔭寺太勇は「(PRイベントは)2回目なんですけど、はるかに記者の方が多い」と焦り、「こういうイベントは慣れてない。気づいたら、どこの現場よりガチガチになる」と苦笑いを何度も浮かべていた。

 しゅうぺいはVisaに合わせて濃紺のスーツだったが、松蔭寺はおなじみの紫色のスーツで「『M-1グランプリ』で『ナスじゃないとは言い切れない色合いだ』って言っちゃったもんで。いろんなところで紫をイメージしてもらっている。今は定着させる時期なんです」と弁明した。この日が2度目のPRイベントという2人のために、PR大喜利が実施。大喜利経験3回というしゅうぺいは「記念すべき4回目です」と意気込み臨んだが、終始ややウケだった。

 現金派かキャッシュレス派かという質問に、しゅうぺいは「そもそもお金もない」と話し、松蔭寺も「キャッシュレスっていうけど、ホントにない」と同調。そして、しゅうぺいは「現金派」と普通にトークしたが、ここは本来ネタを仕込んでいたところで、大焦りの松蔭寺は「時を戻そう」と“しゅうぺい”ポーズを使ったひとボケを披露。松蔭寺は「これをやろうと決めてたのに普通に応えてしまいました」と謝罪し、しゅうぺいも「僕もビックリしました」と他人事のようにトークした。

 さらに「時を戻そう」という話題のツッコミが生まれた経緯について、松蔭寺は「最初は『ちゃんとやってくれ』だったんですけど、ロマンチックな言い方ないかなと思って言い出したのが『時を戻そう』だった」と振り返る。「やり始めたときは誰も反応しなかった。『ネタ中に何を言っているんだ』みたいな空気になってました。それが、こんなことになるとは」と反響の大きさに目を丸くしていた。

 企画で共演する先輩のメイプル超合金が“月給隠さない芸人”であることから、今の月給を問われると「直近でもらった月給を言いましょうか」と快諾し、「せ~の」で声を合わせて「4万!」と回答。驚きの少額だったが「相方と一緒でよかった~」と2人で胸をなでおろした。そして、松蔭寺は「キャッシュ“ロス”です。お仕事をさせてもらっているけど、お給料はかなり先。今、1番、お金がない」とボヤきながらも「ひもじさを忘れちゃいけない。ちょっとした移動はいまだに自転車」と、見た目とは打って変わって堅実な一面をチラリと見せた。

 ぺこぱは、同じくサンミュージックに所属するお笑いコンビ・メイプル超合金と共にキャッシュレス・プロモーターに就任。同社のホームページ上で連載企画が実施され、キャッシュレスの伝道師としてメイプル超合金が歴史上のさまざまな時代にタイムトラベルしながら、キャッシュレスの力で人々の不安や不満を解消する。“時を戻せる魔術”が使えるぺこぱは、タイムトラベルナビゲーターとして、カズレーザーを手助けするという内容となっている。