能町みね子、コロナ情報の錯綜に「私が情報を頼りにしてる人のツイッターも偏ってきて…専門家以外の意見は聞かない方がいい」

引用元:スポーツ報知
能町みね子、コロナ情報の錯綜に「私が情報を頼りにしてる人のツイッターも偏ってきて…専門家以外の意見は聞かない方がいい」

 コラムニストの能町みね子が、28日放送のTBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜・前9時)に出演し、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、専門家以外の人々が様々な情報を発信する現状に私見を述べた。

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 「コロナの話ばかりで気がめいるじゃないですか」と切り出した能町は「私がすごく思うのは、いろんな情報をツイッター、ネット、テレビで見るんですけど、専門家じゃない人の意見は聞かない方がいい、というのが超大きな結論で」と続けた。

 さらに「例えばツイッターを見ていると、いろんな人がいろんなことを言いたくなっちゃう。“これは間違いじゃないか”“実は陰謀じゃないか”とか言いたがりの人が多くて…。名前は言わないんですけど、私がずっと情報を頼りにしてる人で見なくなった人がいる。本人は自覚がないんだろうけど、多分パニックなんだろうと思って。ひたすらいろんな情報をリンクに貼ってガンガン出してしまう。で、それが偏ってる気がしてきて、その人(のツイッター)を見なくなったってことがあって」と自らの体験を紹介。

 「情報の錯綜(さくそう)が起こっているので、科学者と経済学者、それなりに名前を出して活動している学者(の意見)が第一にあって、その中でも悲観的な人と楽観的な人と両方見ておくのがいいんじゃないか」とバランスある情報入手の重要性を説いた。 報知新聞社