ベルリン国際映画祭2020、「エル」的ベストドレッサーを選出

引用元:ELLE ONLINE
ベルリン国際映画祭2020、「エル」的ベストドレッサーを選出

今年で70回を迎えたベルリン国際映画祭は、現地時間2020年2月20日(木)~2020年3月1日(日)にかけて開催。最高賞となるコンペティション部門の金熊賞には、モハマド・ラスロフ監督の『There is no evil』が選出された。

およそ10日間に渡って開催される映画祭のレッドカーペットには、ケイト・ブランシェットやエル・ファニング、マーガレット・クアリーなど実力派人気女優らが集結。それぞれの個性を際立たせる、パーフェクトなブラック・スタイルをいざ拝見。 ベルリン国際映画祭2020、「エル」的ベストドレッサーを選出 photo : Getty Images

エル・ファニング(Elle Fanning)

ベルリン映画祭にて初公開された、映画『The Roads Not Taken(原題)』のプレミアに登場したエル。会期中のベストドレス!と名高い一着は、「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ」のカスタムメイド。ブランドが得意とする濃厚なベルベットに、サテンのボウがあしらったクラシックかつロマンティックなデザインがよくお似合い。いつもはフリル、レース、ピンク。花柄……とフェミニン度高めなプリンセスドレスが多いエルも、だんだんモード路線にシフト中? ベルリン国際映画祭2020、「エル」的ベストドレッサーを選出 photo : Getty Images

マーガレット・クアリー(Margaret Qualley)、シガニー・ウィーバー(Sigourney Weaver)

今年の開幕作品に選ばれたのは、シガニー・ウィーバーとマーガレット・クアリーの共演作品『My Salinger Year (原題)』。フォトコールでは、ともに個性が際立つブラックの装いで登場。マーガレットは「ドルチェ&ガッバーナ」のツイード素材のセットアップ、シガニーはシンプルなダブルジャケットのスーツで、マチュアな魅力を引き立たせて。 ベルリン国際映画祭2020、「エル」的ベストドレッサーを選出 photo : Getty Images

ヘレン・ミレン(Helen Mirren)

生涯の功績を称え、今年栄誉金獅子賞が贈られたヘレン・ミレン。フォトコールでは母国、イギリスが生んだレジェンドバンド「Radiohead」のベアロゴが右胸に入ったジャケットでバンドの大ファンを公言。シガレットパンツやブーティまでオールブラックで揃えた、ミニマルかつシック、そしてロックなスタイリングに拍手。 ベルリン国際映画祭2020、「エル」的ベストドレッサーを選出 photo : Getty Images バックスタイルには、イギリス国旗と「Radiohead」の名盤中の名盤、「OK Computer」に収録されているKarma Policeの曲名を刻んで。これはファンも唸る、粋なサプライズ! ベルリン国際映画祭2020、「エル」的ベストドレッサーを選出 photo : Getty Images

ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)

自ら企画・主演を務めるドラマシリーズ「Stateless(原題)」のプレミアに、ケイト・ブランシェットの姿も。クリスチャン・ラクロワとの協業で発表された「ドリス ヴァン ノッテン」2020春夏コレクションのドレスに、ブラックのジャケットを合わせて。隠れてしまって見えないけれど、ドレスの下では超人的な高さのピンヒールが。インパクト抜群な柄もさることながら、どんなドレスアップも颯爽と着こなす余裕は、数々の映画祭を渡り歩いた彼女ならでは。