貴乃花光司氏、現役時代に飛行機で救助した女性は元バレーボール五輪メダリストだった

引用元:スポーツ報知
貴乃花光司氏、現役時代に飛行機で救助した女性は元バレーボール五輪メダリストだった

 大相撲・元貴乃花親方の貴乃花光司氏(47)が、29日放送の日テレ系バラエティー番組「衝撃のアノ人に会ってみた!SP」(水曜・後7時)にゲスト出演した。

 1992年の初場所で初優勝を果たした貴乃花氏。その直後サイパン旅行に出かけた際、帰りの飛行機で妊娠6か月で身長178センチと大柄の女性が急病になった。貴乃花氏がこの女性の搬送を手伝い、母子共に助かったという。

 その後、この女性と会うことはなかったという貴乃花氏は“28年ぶりの再会”。バレーボールの元日本代表でキャプテンを務めた野口(旧姓・石田)京子さんだった。野口さんは、現役時代に中田久美・日本代表監督(54)らと1984年ロサンゼルス五輪で銅メダルを獲得。メダルを借りて首にかけた貴乃花氏は「普通にお会いできて光栄です」と喜んだ。

 また、野口さんは助けてもらった時、早産ではなく盲腸が破裂していたそうで、その後腹膜炎などを併発し、子どもは助からなかったことを告白。貴乃花氏も残念がった。その後、巡業などであいさつに向かったが、貴乃花氏が治療などでおらず、会えなかったという。

 野口さんはその後子どもを授かり、息子の名前には貴乃花氏の「貴」の字を入れたいと家族で決め、「貴登」と名付けた。貴乃花氏は「先代の師匠が一番喜んでいると思いますよ」と目を細めた。 報知新聞社