バナナマン設楽、土田晃之「100日後に死ぬワニ」にしみじみ

引用元:東スポWeb
バナナマン設楽、土田晃之「100日後に死ぬワニ」にしみじみ

【現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話】ツイッター上で1日1話ずつ公開された4コママンガ「100日後に死ぬワニ」(きくちゆうき作)が、先日最終回を迎えた。「主人公のワニが100日後に死んでしまう」という設定で、毎日カウントダウンされるたびにフォロワー数が激増。結局、200万人以上にも達し「どんな死に方をするのか?」と注目を集めた。  

 芸能界でも話題だった。バナナマンの設楽統は死について考えさせられたという。

「4コママンガで、ノホホンとしているストーリーだけど深さがある。みんな、分かっていないだけで(自分の人生も)いつか100日目が来るというのがあるじゃん」としみじみ語る。

 土田晃之も同様だ。

「街頭インタビューされている女の子が、切なくなっちゃって『あと1日で死んじゃうから、ワニに教えてあげたい』みたいなニュアンスのことを言ってたんだけど。それは、あなたにも言えることなんだよってこと。『100日後に死ぬワニ』は、死に方がどうこうじゃなくて、いつ死ぬか分からないから日々を大事にした方がいいよってお話だから。俺もそうだもん。ひょっとしたら、今日の帰り、事故に遭うかもしれないし。大病になるかもしれない」

 芸能界で最も早くこの作品を注視していた伊集院光は、不謹慎ながらも、あらゆるものに「100日後に死ぬ」とし「あと何日」をつけると、相当面白いと話す。

「テロップ1枚入れるだけでいいですから。『徹子の部屋』の番組最後に『それではまたお会いしましょう』って言ってる下のところに『あと何日』って書いてあるだけで、もう一日も見逃せなくなるからね」

 その一方、作品が完結した直後、ミュージシャンとのコラボムービーや映画化、グッズ販売などのメディアミックスが展開されたことで「結局、金儲けか!」とネットで大炎上してしまった。有吉弘行も「なんかクレームがスゴいんだろ? ダマされんのイヤなんだな。ダマしたわけでもないけどな。イヤなんだろうな」と神妙にコメントするしかなかった。

☆現役放送作家X氏=1967年、東京・神楽坂生まれ。23歳でラジオ番組で放送作家デビュー。PTAから苦情が絶えない某人気バラエティー番組やドラマの脚本を手掛ける。