吉沢悠&市原隼人、伴走者とブラインドランナー役で初共演

引用元:オリコン
吉沢悠&市原隼人、伴走者とブラインドランナー役で初共演

 俳優の吉沢悠と市原隼人がダブル主演する、BS-TBS開局20周年記念ドラマ『伴走者』が、3月15日(後7:00~8:54)に放送される。実業団陸上部から戦力外通告を受け“伴走者”となる淡島祐一役を吉沢、不慮の事故で視力を失った元サッカー選手の内田健二を市原が演じる。

【写真】吉沢悠・市原隼人2ショットの別カット

 タイトルにもなっている「伴走者」とは、視覚障がいのある選手が安心して全力を出せるように、選手の目の代わりとなって周囲の状況や方向を伝えたり、ペース配分やタイム管理をしたりする存在のこと。本作は、ブラインドランナーとして再起を目指し、パラリンピック出場を目標に掲げる内田と、彼の伴走者となる淡島が、初めは何かとぶつかり合いながらも、次第に信頼関係が生まれていくストーリー。

 原作は、浅生鴨(あそう・かも)氏の同名小説(講談社)。浅生氏は、元NHK職員で、在職時の2009年に開設した広報局ツイッター「@NHK_PR」が、公式アカウントらしからぬ「ユルい」ツイートで人気を呼び、“中の人1号” として大きな話題に。14年にNHKを退職し、現在は執筆活動を中心に広告やテレビ番組の企画・制作・演出などを手がけている。

 吉沢は、2000年12月1日のBSデジタル放送開局日にBS-TBS(当時はBS-i)で放送されたドラマ『双方向冒険活劇トレジャー!』に主演。一方、市原は18年12月1日のBS4K開局日に放送された開局特番『~世界・黄金ミステリー~市原隼人幻のスペイン財宝船を追え!』に出演。今回のBS-TBS開局20周年記念ドラマの制作にあたり、“BS-TBS開局の顔”と“BS-TBS 4K開局の顔”がタッグを組むことになった。

 ただ、共演となると、本作が初めて。吉沢は「市原さんは熱い面と同時に、繊細な部分も感じる方。共演でどんな化学反応が起きるのか楽しみ」と、市原は「役同様、現場では吉沢さんが自分にとってなくてはならない存在になるはず。吉沢さんを信じて、しっかりとみつめていきたい」と語っている。

 ほかキャストには、淡島の妻・奈美役に美村里江、内田のスタッフ・高倉真希役に北乃きい、淡島が所属する実業団陸上部の監督役に鈴木浩介、淡島にとっての最大のライバル・大滝淳也役に高橋光臣が決定している。ドラマのクランクインは1月下旬を予定。吉沢と市原は昨年12月からトレーニングをスタート。撮影に向けて着々と準備を進めているという。