マスオさん役、ジャムおじさん役の増岡弘さんが逝去 ファンからは「またレジェンドが」「寂しすぎる」の声

引用元:ねとらぼ
マスオさん役、ジャムおじさん役の増岡弘さんが逝去 ファンからは「またレジェンドが」「寂しすぎる」の声

 アニメ「サザエさん」のフグ田マスオ役や「それいけ! アンパンマン」シリーズのジャムおじさん役などで親しまれた声優の増岡弘さんが、3月21日に直腸がんで逝去していたことが分かりました。83歳でした。ファンからは「ご冥福をお祈りします。寂しすぎる」と悼む声が相次いでいます。

【画像】1月に撮影された山寺さん、増岡さん、戸田さんの3ショット

 増岡さんが所属していた生協法人「東京俳優生活協同組合」によると、亡くなった増岡さんは病気療養中だったとのこと。通夜や葬儀は家族葬で既に済んでおり、故人の遺志によりお別れ会は執り行われないとのことです。

 増岡さんは、2019年8月に高齢であることを理由にマスオ役とジャムおじさん役を卒業。後任として、マスオ役は田中秀幸さん、ジャムおじさん役はアンパンマンシリーズでめいけんチーズやカバオくんなどを演じている山寺宏一さんが担当することが伝えられていました。

 2020年1月には、アンマンパン役を長年務めている戸田恵子さんが山寺さんとともに新春のあいさつを兼ねて増岡さん宅を訪問したことをブログで報告。その際に公開された3ショットには、笑顔の増岡さんの姿も収められていました。

 国民に愛されるアニメで長年主要人物を演じた増岡さんに、ファンからは「小さいからお世話になったし、今では子どもがお世話になっている お疲れさまでした」と悼む声や「またレジェンドがいなくなってしまわれた」とショックをあらわにする声とともに、「増岡弘さんのあたたかい声が好きでした」と、穏やかで優しい声を思い出すコメントも上がっていました。 ねとらぼ