Mリーグ機構は「Mリーグ2019 朝日新聞セミファイナルシリーズ」、3月26日1回戦に出場する4選手を発表した。首位のセガサミーフェニックス、2位のKADOKAWAサクラナイツが抜け出しつつある2チームと、ファイナル圏外にいるKONAMI麻雀格闘倶楽部、TEAM雷電の2チームという対称的な顔合わせ。縦長の展開になるか、混戦になるか。注目の一日だ。
リーグ5位のKONAMI麻雀格闘倶楽部、同6位のTEAM雷電は、セミファイナル残り6試合。両チームともマイナスを抱えているものの、1日での返済も可能なレベルで、逆転でのファイナル進出という可能性はまだまだ十分だ。KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)、TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)は、1日2勝のきっかけとなるようなトップを取れれば最高だ。
「逃げ切り」には、もう少しポイントが欲しいのがセガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)と、KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)。残り8試合で大崩れしなければファイナル進出にとても近いことは間違いないが、うっかり連続ラスを引こうものなら、すぐ背中にカットラインが迫ってくる。トップを取らずとも、下位2チームが潰し合うような展開が作れれば、成果をあげた試合と言える。
【3月26日1回戦】
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟) 個人22位 ▲152.8
KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟) 個人10位 +80.7
セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦) 個人3位 +332.0
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟) 個人12位 +20.9※成績はレギュラーシーズン
【3月24日終了時点での成績】
1位 セガサミーフェニックス +233.1(8/16)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +193.7(8/16)
3位 渋谷ABEMAS +66.7(10/16)
4位 U-NEXT Pirates +64.8(10/16)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲56.5(10/16)
6位 TEAM雷電 ▲136.4(10/16)※レギュラーシーズン成績から1/2を持ち越し
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
縦長の終盤か、大混戦の終盤か 上位2チームと下位2チームが対決/麻雀・Mリーグ
引用元:AbemaTIMES