カメレオン女優・森川葵 今度は『変態女子』になる!世界観貫き、こじらせ人間たちの救世主に

引用元:中日スポーツ
カメレオン女優・森川葵 今度は『変態女子』になる!世界観貫き、こじらせ人間たちの救世主に

 女優の森川葵(24)が“変態”女子に扮(ふん)して悩める人々を救う主演ドラマ「B面女子」が、4月4日にフジテレビ系(東海テレビ制作、午後11時40分)で放送される。奥田瑛二(70)や松本まりか(35)をはじめ、沢田亜矢子(71)、陽月華(39)、多田愛佳(25)ら個性あふれる豪華な共演陣もドラマを盛り上げ、自分らしく生きたいと人生に悩む人たちにエールを送る!!

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  森川が演じる主人公・星野あさは、奇抜なファッションやウィッグを身にまとい、おいしいものを変態的に愛する女性。繰り出していく飲食店で“マウンティングをやめられない男”や“女性であることに呪われた女”、“世界のために断食中の少年”など、人生をこじらせた人々に次々と出会う全5話のオムニバスドラマだ。

 あさは「大丈夫です。あたし、変態なんで!」と普通なら言えないことを言い、新しい世界観を提示して悩める人々にそっと救いの手を差し伸べていく。現代の救世主のような“B面女子”としてふるまう半面、実はあさ自身も周りの目を気にしすぎてあまり本音が言えない“A面女子”としての姿も…。

 個性的なファッションとクセが強いセリフを駆使して、一見奇妙だがキュートなヒロインを熱演した森川。まさに“カメレオン女優”らしい役どころだが「星野あさはとても難しかったです。A面とB面の部分はビジュアルや雰囲気も変えて別人格のように振り切ったので、果たして同一人物に見えるのかというのは少し不安ではあります」と苦笑い。

 主人公に共感も示した森川は「武装して自分のよろいを作ることで、普段とは違う自分を出して人とコミュニケーションを取っている。それは女優の仕事とあまり変わらない。私も普段はあまり前に出ることができないが、役があればいろいろと試せる。私は休みの日はひとりでぼーっとしているのが好き。ただ撮影現場では人と話をするのが好きな私もいて…。仕事の私はB面、家での私はA面のような気がします」と話す。

 ドラマの見どころについて森川は「自分を肯定して自分らしく生きてもいいのでは?と背中を押してくれる」とアピール。会社にも家庭にも居場所をなくした会社員役の奥田は「どんな職業でも当てはまるようなワンシチュエーションドラマ」とコメント。松本は「このドラマは結婚・出産・年齢というパワーワードの呪いの沼に悩めるB面女子たちへ贈る、ひらめきのプレゼント」と話した。