大久保佳代子がパーソナリティをつとめ、ゲストと一緒にリスナーのお悩みに寄り添い、癒しの時間をお届けするTOKYO FMの番組「KOSE Healing Blue」。3月15日(日)の放送は、女優・タレントの橋本マナミさんが登場。リスナーの恋愛相談に応えました。<リスナーからの相談>
3年ほど付き合っている彼氏がいます。もうアラサーです。周りの女子たちは、どんどん結婚をして、子どもを産んでいます。今の彼氏は一緒にいて楽しいのですが、正直まだ「この人と結婚したい!」と思えるわけではありません。でも、何が悪いというわけでもなく、ただただ、時間が過ぎ去っている状況です。結婚の決め手って何ですか? 相手のどこを見て決めたらいいのでしょうか? 恋愛経験豊富な大久保さん、教えてください(ラジオネーム:ムームーさん 28歳)大久保:私が知りたいわ(笑)! 結婚の決め手、難しいよね。何だった?橋本:私もすごく迷いました。すごく好きだけど、一緒にいるときに、すごくケンカが多いとか、ぶつかることが多い人とは合わないなと思いました。あとは、好きだけど、“匂い”が違うとか、いっぱいあるんですよ。正しい決め手というのがなくて。
大久保:じゃあ、今言ったような引っかかるところは少しありつつ、結婚に踏み切ったということ?
橋本:はい。30代にもなると、男性をいろいろ見すぎていて、全部当てはめちゃうんです。例えば、新しい人に出会ったときに、「この人は癖が強いから……」「昔の彼と似ているから合わないな……」とか、悪いところしか見ていなかったんですよね。それで、すごく迷ったのが、お金持ちだからいいのかというと、そうでもないです。それで愛人を作られたら、寂しい。
大久保:たまったものじゃないよね。国民の愛人と呼ばれた立場からしたらね。
橋本:そういう意味では、すべて平均的なバランスがとれている人。例えば、“栄養素”でいうタンパク質、糖質、脂質……などの五角形のバランスです。
大久保:すごく理論的というか、合理的な考え方ですね。
橋本:合理的です。
大久保:その五角形は何?
橋本:性格・見た目・収入。
橋本:あと癖。癖もそんなに強くない人。才能はなくていいんですよ。すごく突出したものは。
大久保:何かにすごく秀でたセンスや才能もいらない?
橋本:いらない。
大久保:5の内だったら3でいい?
橋本:うん。
大久保:それで、いい感じの平均値の五角形ができたんだ。
橋本:そう。でも、平均値としては、ちょっと高いほうかもしれないんですけど。そういう意味では、医者なので頭はいいので。
大久保:今、医者って聞いて、「えっ?」って思った。もともと経済力はあるし、頭はいいし、見た目も悪くないんでしょ?
橋本:見た目もそこそこ。
大久保:だとすると、きちんとした五角形ですよ! 世の中から批判されますよ(笑)。いい五角形になったってことでしょ?
橋本:そうですね。
大久保:今までいろんな人と付き合ってきたけど、その人に出会って、“この人だ!”って思ったのね。一緒にいて楽しいっていいじゃない?
橋本:一緒にいて楽しい人が1番ですよ。本当に。
大久保:そうだと思う。今回の相談者さんは、3年ちょっと付き合って、きっかけを逃したのかもしれないね。付き合って3年くらい経つと、どんな人でも「あれ? この人なのかな……」みたいに思うじゃん。
橋本:わかる。
大久保:そんな時期がくるので、今はそこに入っているだけで、もしかしたら、結婚する相手も今のお相手かもしれないしね。無責任に言うと。
橋本:そうですね。あと私の場合、結婚の決め手は「尊敬」かもしれないです。
大久保:そういうのが聞きたい。いい! 尊敬大事だよね。
橋本:愛って、だいたい3年で形が変わってくるんです。“相手のどこが好き?”ってなったときに、“この人のここが尊敬できる”とか“魅力的だ”とかいう部分で繋がっていくと思うので。そこですね。
大久保:そういうところが1個あればいいね。それがあるだけで、気持ちが回復するというか。なんでもいいのよ。“掃除が上手”とかでも。相談者のムームーさん、尊敬できるところを1つ見つけてみてはいかがでしょうか?
(TOKYO FMの番組「KOSE Healing Blue」3月15日(日)放送より)
橋本マナミ「性格・見た目・収入」結婚相手の“五角形バランス”は…?
引用元:TOKYO FM+