[ALEXANDROS]川上洋平「本当に怖い」2019年のおすすめ映画

引用元:TOKYO FM+

[ALEXANDROS]の川上洋平が、TOKYO FMのレギュラー番組に出演。2019年に観た103本(放送時点)の映画の中から、面白かった作品を紹介しました。
(TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK! アレキサンドLOCKS!」12月3日(火)放送分)

川上:今日は私の大好きな授業ですね(笑)。2019年も間もなく終わりますので、今年観た映画を振り返っていきたいと思います。

この話をする前に……この間、光栄なことがありまして。皆さんは『BRUTUS』という雑誌を読んだことありますか? その『BRUTUS』の映画特集のコーナーで、映画コンシェルジュとして選ばれたんですよ! 各業界人の中から映画好きの人が集まったのですが、その1人に選ばれてめちゃ光栄でしたね。そこでもけっこう映画について語ったんですけど、今日はそこでは語れなかったことを中心に話していこうと思います!

「今年観た映画で、どれが一番好きですか?」って聞かれたら、やっぱ日によって変わるんですよね……でもやっぱり『ジョーカー』はすごいよ。正直、今年の1位だと思います。でもみんなが『ジョーカー』っていう中で、「俺も!」ってなるとちょっと悔しいというか面白くないので(笑)、違うのを選びたいと思います。

◆『ワイルドライフ』

川上:意外と話題になってないと思うんですけど、ポール・ダノという役者さんが初監督した作品です。『ジョーカー』とか『アベンジャーズ』といった派手な映画ではなくて、静かな気持ちのときに観るべき映画だなと思います。

あと最近気づいたんですけど、こじんまりとしたサスペンス映画が好きですね。登場人物も多くなくて、いろんな場所に行ったりもしない、いわゆるワン・シチュエーションで終わるような映画。一つの設定、一つのギミックで終わらす、みたいな。ちょっと前の映画だと『ドント・ブリーズ』とか……『クワイエット・プレイス』は“喋っちゃいけない”という設定でしたけど、そういうシンプルなのがけっこう好きですね。
そういう意味では、最近で言うと……。