コロナ禍で閑古鳥…飲食店経営者を救ったDA PUMP・ISSAの一言

コロナ禍で閑古鳥…飲食店経営者を救ったDA PUMP・ISSAの一言

 新型コロナウイルス感染症の流行で、観光産業とともに甚大な影響を受けているのが飲食産業だ。

 在宅テレワークに移行する企業が増えて外出者が減ってる上に、企業によっては飲み会なども禁止されているからだ。繁華街である六本木も東日本大震災の直後同様に、夜になると人通りがなくなるありさま。どの店も閑古鳥が鳴いていて、コロナ騒動が長引けば閉店ラッシュが待っていることは間違いない。

 だが、とある芸能人の一言で暗く沈んでいた気持ちが救われたという証言を得た。六本木の飲食店経営者が語る。

「売り上げ減は尋常ではありませんが、それはどこも同じ。今は耐えるしかありません。先日、六本木で同じように飲食店を経営するDA PUMPのISSAさんが飲みに来てくれ、『本当はメンバーやスタッフと大勢で飲みに来たかったんですが、今はそういうわけにはいかずすいません』と頭を下げられました。涙が出ましたね。残念なことですが、こんな時期なのに飲みに来てやったんだからサービスしろよと横柄になるお客さんもたくさんいます。そんななか、ISSAさんの温かい一言は胸に響きました」

 ISSAは出身地である沖縄中部にも時々帰省してはコザなどを飲み歩いているという。「沖縄市GO」という地元の飲食店を紹介するフリーペーパー(写真)にも表紙で登場。ちなみに、そこに書かれてある「ISSA夜遊びルール三ケ条」にはこうある。

 第一条「2軒以上ハシゴ酒する!」
 第二条「必ず音楽に触れて帰る!」
 第三条「飲酒運転は絶対にしない!」

 コロナ禍に泣く飲み屋にとっては“神様”である。