「Base Ball Bearに会えてよかったなぁ」涙の思い出トーク

引用元:TOKYO FM+
「Base Ball Bearに会えてよかったなぁ」涙の思い出トーク

Base Ball Bearが、3月17日(火)放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。3月をもって退任するパーソナリティのとーやま校長と、番組の思い出を語り合いました。その後編。Base Ball Bearは、2007年から2014年3月まで当番組のレギュラーコーナー「ベボベLOCKS!」を担当。2010年に就任したとーやま校長とは、その当時から番組やイベントなどで共演しています。

とーやま校長:俺が退任まで2週間なんですけど、2010年から校長職を始めてそこから定期的にお会いさせてもらっているじゃないですか。でも最初とかは緊張していたんです。

小出祐介(Vo.Gt):でも僕らにとっても、校長が代わるって「ちょっとヤバいことが起きた!」って思ってた。

関根史織(Ba,Cho):はい。

小出:あまりにも、初代校長のやましげさんのイメージが強かったからね。

堀之内大介(Dr,Cho):そうだね。

小出:「この番組は、そういうのが(校長交代が)アリなんだ」と思って……教頭が校長を引っ張る図式だったじゃないですか。

とーやま校長:そうですね。(初代)やしろ教頭が、俺をコントロールをしてくれていました。

小出:……というのを、俺たちは見ていましたね。でもそしたらやしろさんがいなくなって、教頭が代わり……教頭は2回代わったんですよね?

とーやま校長:(2代目)よしだ教頭と(3代目)あしざわ教頭ね。

小出:その間もずっといたわけでしょ?

とーやま校長:そう。ずっと10年。

小出:この10年の話は、とーやま校長の成長物語だよね。いままで一番長いんでしょ?

とーやま校長:そうですね。歴代でぶっちぎりです。やしろ教頭が6年半だったんですけど、そこからプラス3年半やったので。

小出:だから、今やSCHOOL OF LOCK! と言えば、“とーやま校長”で知っている人のほうが……もうほぼだからね。

とーやま校長:たしかに、ありがたいですね。でも思い出すんですけど、(就任当時の)2010年くらいのときは自分もずっと緊張していたし、しゃべっていても全然届いていないな~……ってことがめちゃめちゃあったんです。さらに、今日みたいにゲストの方が来られても、みんなやしろ教頭のほうを見るんです。

堀之内:なるほどね。

とーやま校長:それが当然なんですけど、すごく悲しかったんです。でもそんななかで……たぶん2011年とかなのかな? ベボベ先生がすごいグイっと来てくれたんです。そのころ俺に彼女ができて……。

関根:あったあった!

堀之内:懐かしい~!

とーやま校長:この生放送で告白して、付き合うってなったんですけど……その直後とかだったのかな? 俺にグイグイ来てくれたんです。そのときに初めて、「俺に向いてくれている!」って思えたの! そこから少しずつ自分がいていいんだ、というか、自分のものとして考えられるようになっていったんです。だからベボベがきっかけで、すごく感謝。

小出:そうなんだ……懐かしいですね。俺も覚えていますよ。たしかに、校長の距離感をどうしたらいいのか、わからないっちゃわからなかったんです。「どういう人なんだろう?」というのも思っていたりして。

とーやま校長:はい。

小出:それで「彼女ができた」という話を放送に乗せて……サンドバッグになっていたから(笑)。

とーやま校長:みんなからボッコボコ(笑)。「ふざけんなよ、リア充この野郎!」って。

小出:そう。その姿を見て、「この人、面白い!」と思って……そしたら教頭はちょっと見守りの感じになっていたから、「じゃあ、ここは校長をボカスカいこう!」と思って、いじり始めたら楽しくなっちゃった(笑)。

関根:(笑)。

とーやま校長:そこから俺は、ベボベ先生と会えば……どれだけ期間が空いてもしゃべることができているのは、あれがきっかけだと思うんです。

関根:そうかも。

とーやま校長:それでアーティスト講師のみなさんとこういう距離でやっていけば、自分も聴いているみんなも、もしかしたら楽しんでもらえるのかなって。だから、けっこうな恩人だな!

堀之内:めっちゃいい話じゃないですか。嬉しいな!

小出:けっこうな恩人なんだな……。

堀之内:なんで、お前が言うんだよ!

関根:自分で……(笑)。

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