岡田健史 アクション初披露 回し蹴りに肘打ち 「濃厚で忘れられない大切な時間」

引用元:中日スポーツ
岡田健史 アクション初披露 回し蹴りに肘打ち 「濃厚で忘れられない大切な時間」

 女優綾瀬はるか(34)主演の映画「奥様は、取り扱い注意」(佐藤東弥監督、6月5日公開)に若手人気俳優の岡田健史(20)が出演する。岡田は物語のかぎを握る主人公の親友役で登場し、自身初となるアクションシーンに挑んだ。ほかに前田敦子(28)や鈴木浩介(45)、小日向文世(66)ら豪華キャストが集結した。

 今作は2017年に日本テレビ系で放送された人気ドラマの劇場版。元特殊工作員・伊佐山菜美(綾瀬)と夫で公安エリート・勇輝(西島秀俊)の「最強夫婦」が織りなす物語。ドラマの半年後が舞台で、菜美は記憶喪失になっており、伊佐山夫婦は桜井久実、裕司と名前を変え、地方都市の珠海市で新生活を始める。しかし、市では新エネルギー源をめぐり、開発推進派と反対派が対立。2人もやがて大きな事件に巻き込まれていく。

 岡田演じる岩尾珠里は、ダイニングバーを経営。同店でバイトとして働く久実と親友になり、料理を教える。鈴木演じる開発反対派の高校教師の元教え子で、高校時代は空手部のエース。カツアゲをしている4人の学生を止めた際、殴りかかられたため腕を捻りあげ、軽い関節技などで抑制。さらに開発反対派のメンバーを襲おうとたくらむ推進派の手下4、5人を回し蹴りや肘打ちなど空手の動きで倒すなど活躍する。

 小学生から高校生まで野球で体を鍛えた岡田。子どものころからアクションシーンに憧れていたと言い「私が演じる珠里にとって大きな意味を持つアクションシーンの撮影はとても濃厚で忘れられない大切な時間となりました」と大喜び。さらに「私にとっても大事な大事な初めてのアクションシーン。ぜひご覧ください!」とPRしている。岡田は今月20日公開の映画「弥生、三月-君を愛した30年-」が映画デビュー作となり、ドラマだけでなく今後は銀幕でも岡田の活躍が見られそうだ。

 前田は記憶をなくした久実のカウンセラーを務める精神科医・三枝礼子役。開発反対派のリーダーを六平直政(65)、開発推進派の会社社長に佐野史郎(65)、同じく推進派の市長に檀れい(48)、公安の勇輝の上司役を鶴見辰吾(55)と小日向が演じる。