米津玄師、TBS系「MIU404」の主題歌を書き下ろし

 シンガー・ソングライター、米津玄師(29)が4月スタートのTBS系「MIU404(ミュウ ヨンマルヨン)」(金曜後10・0)の主題歌を書き下ろしたことが15日、分かった。

 軽やかなテンポの新曲「感電」で、ドラマ主題歌を手掛けるのは2018年に放送された同局系「アンナチュラル」の主題歌「Lemon」、昨年の同局系「ノーサイド・ゲーム」の主題歌「馬と鹿」に続く3作目。

 「MIU-」は、W主演の俳優、綾野剛(38)と星野源(39)が演じる機動捜査隊の凸凹バディの活躍を描く物語。人気脚本家の野木亜紀子氏をはじめ、「アンナチュラル」の制作チームが再集結した注目作で、米津とは同作以来のタッグとなる。

 米津が提供した「Lemon」は、2年連続でビルボードジャパン年間総合チャートを制覇。ミュージックビデオの再生回数は5億回、セールスは300万ダウンロードを突破するなど、数えきれないほどの記録をマーク。「馬と鹿」はラグビーW杯で使用されるなど社会現象の一端を担う曲へと成長しており、「感電」もヒットしそうだ。

 楽曲提供を受け、野木氏は「脚本に込めた祈りをすくいあげてもらった気がしました。多彩な音の広がりが、軽やかで痛快で、少し切なく、いつまでも聴いていたいと思わせる、そんな楽曲です」と紹介している。

 「アンナチュラル」の制作陣との再タッグでドラマを盛り上げる希代のヒットメーカーは、「ドラマのコンセプトと脚本を読ませていただき、受け取ったものがいくつもありました。自分が今暮らしている境遇と、ドラマの彼らが巻き込まれていく物語に共通する部分をそのまま音楽にしました。どんなふうにドラマと一緒になるのか楽しみです」とコメントしている。