米津玄師、ＴＢＳ系「ＭＩＵ４０４」主題歌「感電」を書き下ろし

　　シンガー・ソングライターの米津玄師（２９）が、綾野剛（３８）、星野源（３９）がダブル主演するＴＢＳ系連続ドラマ「ＭＩＵ４０４」（４月スタート、金曜・後１０時）の主題歌「感電」を歌うことが１６日、分かった。制作側のオファーを受け、米津が作品のコンセプト、脚本に沿って書き下ろした。

　同局系「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」の野木亜紀子さんのオリジナル脚本。警視庁の機動捜査隊が舞台で、飛び抜けた機動力と運動神経を持ち、「野生のバカ」の異名をとる刑事・伊吹藍（綾野）と、観察眼と社交力に長けるが、人を信用しない理性的な刑事・志摩一未（星野）がバディを組み、犯人逮捕に奔走する姿を描く。

　米津は、野木さん、塚原あゆ子監督、新井順子プロデューサーのチームとは１８年１月期の「アンナチュラル」（石原さとみ主演）以来のタッグになる。３月１６日は主題歌「Ｌｅｍｏｎ」を提供した同作の最終話放送日。４人にとっては記念すべき日に、再タッグの発表になった。

　米津のドラマ主題歌は、「Ｌｅｍｏｎ」「馬と鹿」に続き３作目。「Ｌｅｍｏｎ」は２年連続でビルボードジャパン年間総合チャート１位に輝き、ミュージックビデオ（ＭＶ）の再生回数は５億回を突破した。１９年７月期の「ノーサイド・ゲーム」（大泉洋主演）の主題歌「馬と鹿」は、ラグビーＷ杯の会場や快進撃を続けた日本代表のニュースで流れ、社会現象を担う楽曲の１つになった。

　「感電」は、ドラマの初回放送時（放送日未定）に解禁される。米津は「『アンナチュラル』の制作チームと、またご一緒させていただけることがとてもうれしいです。ドラマのコンセプトと脚本を読ませていただき、受け取ったものがいくつもありました。自分が今暮らしている境遇と、彼らが巻き込まれていく物語に共通する部分を、そのまま音楽にしました。どんな風にドラマと一緒になるのか、楽しみです。どうかよろしくお願いします」とコメントした。 報知新聞社