木村拓哉「グランメゾン東京」撮休日なのに及川光博と…「あれは完全に邪魔されましたな

引用元:TOKYO FM+
木村拓哉「グランメゾン東京」撮休日なのに及川光博と…「あれは完全に邪魔されましたな

木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMの番組「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」。3月のゲストには、歌手で俳優の“ミッチー”こと及川光博さんが登場。3月15日(日)の放送では、及川さんの音楽活動について迫りました。

◆アルバムレコーディング秘話

3月18日(水)に、ニューアルバム『BE MY ONE』のリリースを控えている及川さん。「ぶっちゃけて言うと、『グランメゾン東京』の撮影中に詞と曲を書いていた。休みの日だよ!?」と当時の多忙ぶりを明かします。

「グランメゾン東京」の撮影と並行して、曲作りだけでなくレコーディングも進行していたそうで、「だからスタッフに『(ドラマの)スケジュール早くちょうだいよ!』って。スタジオやメンバー(のスケジュール)を押さえないといけないから、撮影がない日がいつなのかをすごく早く知りたかった」と話します。

一方、1月8日(水)にオリジナルアルバム『Go with the Flow』をリリースした木村も、「グランメゾン東京」の撮影の合間を縫って、ビクタースタジオでレコーディングしていたそう。レコーディングを終え、帰ろうとした木村は、スタッフから「今日、及川さん来ていますよ」と聞かされ、撮休日に同じスタジオでレコーディングをしているという偶然に「はぁっ!?」と声を上げて驚いたと言います。

そして、木村は「そ~っと(及川さんのいるスタジオを)覗きに行ったら、カッコよく『もっとさ~、暴れちゃっていいよ』ってベーシストにトークバックで指示を出していた」と打ち明けます。レコーディングに集中していた及川さんは、木村の存在に気づいていなかったそうで「プレイヤーに指示を出していたらさ、後ろから“バン!”って両肩を叩かれるように立っていて、『うわぁ、ビックリしたっ!』ってね。スタジオにいたドラマーやスタッフが『木村さんが入ってきたぞ!』って、全員急にカチコチに緊張し始めて(笑)。あれはもう完璧に邪魔されましたな(笑)。でも楽しかった」と振り返ります。

木村は「すみませんでした(笑)」と謝りつつ、ニューアルバムについてたずねると、及川さんは「今回は踊れますよ!」と自信たっぷり。さらに「基本的にファンクミュージックが好きだし、ダンサブルなものが好きで。80年代とか90年代の音をわざとサンプリングで出して、それを生演奏っぽくしているというトラックメイキングをしてみました。だから、懐かしくも新しい音になっている」とアピールします。

そんな自信作『BE MY ONE』を引っ提げた「及川光博ワンマンショーツアー2020『SOUL TRAVELER』」が、4月4日(土)埼玉・三郷市文化会館 大ホールでの公演を皮切りにスタートします。25年間、毎年ライブツアーを開催しているという及川さんは、年末にはカウントダウンライブ、自身の誕生日にはファンクラブイベントを実施するなど音楽活動も精力的。「ドラマの撮影とツアーが重なるとやっぱりハードだけどね。でも、モノを作ること自体は絶対楽しいじゃん。しかもお金もいただいちゃって、本当に申し訳ないっていうくらいの気持ちで完全燃焼するってことですよね」と思いを語ります。

そんな言葉に、木村は「俳優もやって、自分のホームグラウンドとしてはミュージシャン、アーティストして作詞作曲しているってスゴいな……これはちゃんと背筋を正して、ミッチーのアルバムを聴かせてもらおうと思います!」と感心しきりでした。

(TOKYO FMの番組「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」3月15日(日)放送より)