阿部寛との“競演”話題のパグ犬・田中太郎、『まだ結婚できない男』P&飼い主が明かす“神シーン”の裏側

引用元:オリコン

 13年ぶりに復活したドラマ『まだ結婚できない男』(関西テレビ・フジテレビ系)が、視聴率・満足度ともに上々の支持を得ながら、まもなく最終回を迎える。その人気は、偏屈すぎる主人公・桑野信介を絶妙なさじ加減で演じる阿部寛の好演によるところが大きいが、桑野の隣人が飼うパグ犬・タツオの“演技のうまさ”も視聴者の関心を集めるポイントとなっている。タツオ役を演じているのは、田中太郎くん5歳(撮影当時は4歳)。作中で阿部と対等に渡り合う様からはベテランの風格が漂うが、太郎くんにとっては本作が俳優デビュー。阿部らとの競演の裏側や太郎くんのプライベートについて、同作プロデューサーの米田孝氏、飼い主のケイコさんらに聞いた。

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◆表情豊かな演技が好評、主演・阿部寛と演技で渡り合う

 2006年7月期に放送された『結婚できない男』は、偏屈で独善的で皮肉屋だがどこか憎めない40歳独身の主人公・桑野(阿部)が、1人の女性との出会いをきっかけに恋愛・結婚を模索していくコメディドラマ。前作では、夏川結衣演じる女医の夏美と“良いムード”で物語を終えていたのだが…。続編『まだ結婚~』では、53歳になってもなお独身の桑野が、女性たちとのひょんな出会いから再び人生を見つめ直していく様子を描き、『コンフィデンス』誌によるドラマ満足度調査「オリコン ドラマバリュー」では、100Pt満点中平均87.6Ptと続編も高い満足度を獲得している。

 そんな本作で、バツグンの存在感を放っているのが太郎くん演じるタツオ。第1話では、ペットショップで売れられているタツオが、桑野に向け甘い視線で「僕を買って」アピール。第3話では、飼い主の早紀(深川麻衣)との散歩中に脱走したタツオを桑野が発見し、公園のベンチで一息つくと、両者見つめ合いながら心の声で会話を交わす。太郎くんの感情表現豊かな演技に、ネット等では「タツオの表情がたまらない」「阿部さんとタツオの絡みが面白い」「タツオがメインのサブストーリーが観てみたい」との声が上がっている。