『ヒプマイ』公式、ライブ中止で飛沫対策の“手ぬぐい”郵送へ ファンはツッコミも感謝

引用元:オリコン
『ヒプマイ』公式、ライブ中止で飛沫対策の“手ぬぐい”郵送へ ファンはツッコミも感謝

 28日・29日に埼玉・メットライフドームにて開催予定だった、人気コンテンツ『ヒプノシスマイク』のライブ『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-5th LIVE@サイタマ《SIX SHOTS TO THE DOME》』が、中止となることが発表された。新型コロナウイルスの感染拡大を受けての決定で、経緯を説明する中、開催となった場合に来場者へ配る予定だった飛沫防止のための“手ぬぐい”がファンの間で話題となっている。

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 開催中止について公式サイトでは「この度、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、開催について慎重に協議・検討を進めてまいりましたが、現時点において終息の見通しがたっていないことを鑑み、お客様はじめ、公演に関わる出演者やスタッフの健康と安全を最優先に考慮」などと経緯を説明。

 続けて、振替公演はしないが、同公演の中止に伴い、いくつかの施策を実施すると報告。1:3月28日もしくは29日にメンバー18人が出演する『ヒプノシスマイク特別番組』の配信(※番組内容や日時は追って発表)、2:ライブチケット購入者の方へ「ヒプノシスマイク オリジナルクロス」の送付(公演開催の場合に配布予定だった手ぬぐいを郵送)、3:ライブグッズを通信販売すると発表した。

 ネット上では「楽しみにしていたけど、これは仕方がない」「運営さんや関係者へ 悲しいけど苦渋の決断をありがとう」などと理解する声があふれる中、“手ぬぐい”に反応するファンが。

 手ぬぐいは、公演開催の場合にくしゃみや咳による飛沫防止のために来場者全員へ配布を予定だったもので、これに「ツッコミどころだらけで愛しくてめっちゃ笑顔になった。ありがとうヒプマイ 君はいつも笑顔をくれるね…」「来場者全員が手ぬぐいを口に巻いてるの想像してみたら、治安悪すぎない? 世紀末だよ…ヒプくん大好きだ…」「マスクがつくれないから手ぬぐいで感染予防しようとしてた公式かわいい」「手ぬぐいにどうしてもツボってしまう」などと愛があふれるツッコミ。

 しかし、飛沫対策で手ぬぐいを用意していたことや、それを郵送するなど気づかう気持ちに対して感謝の言葉があふれており、ツイッターでは「ヒプマイ中止」「手ぬぐい」とともに、「#ありがとうヒプマイ」がトレンド入りした。

 『ヒプノシスマイク』は、男性声優18人による“音楽原作キャラクターラッププロジェクト”。イケブクロ・ヨコハマ・シブヤ・シンジュク・オオサカ・ナゴヤの6ディビジョン(区画)を拠点とするチーム「Buster Bros!!!」、「MAD TRIGGER CREW」、「Fling Posse」、「麻天狼」、「どついたれ本舗」、「Bad Ass Temple」が、ラップバトルでお互いの領土を争っていく物語。

 ライブは2日間で異なる公演内容のラップバトルを展開し、新たに誕生したオオサカ、ナゴヤ・ディビジョンを加えた全6ディビジョンの全キャストが集結して、ヒプノシスマイク史上最大規模で行われる予定で、さらに、全国都道府県に加え、香港、台湾、韓国、タイ、シンガポールの映画館でライブビューイングも実施される予定だった。