Matt　思い入れある人物との“縁”にしみじみ「デビューの時を…」

　元巨人桑田真澄氏の次男でモデルのMatt（25）が12日、都内で、20日公開の映画「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒　BIRDS　OF　PREY」（キャシー・ヤン監督）の公開直前イベントに、タレントSHELLY（35）と出席した。

　　映画「スーサイド・スクワッド」などで、奇抜なファッションと非道な悪党ぶりで人気を博した“悪カワ”なヒロイン、ハーレイ・クインを主人公としたスピンオフ作品。Mattは、ハーレイと恋人関係にあったジョーカーのコスプレを披露したことがあり、その縁で出演した。「このジョーカーをきっかけに、僕はテレビに出ることができたんです。だから思い入れがあって…。デビューの時を思い出しました」としみじみ語った。

　この日はジョーカーではなく、SHELLYとともにハーレイに似せたカラフルな髪色のカチューシャを付けて登場した。「本当は100％で来たかった。もっと髪の毛を作っていこうかと思ったんです。今日は抑えめですね」と、美意識高い系男子らしくコメントした。

　物語は、ハーレイがジョーカーと別れた後の破天荒ぶりを描く。昨年、離婚したSHELLYは「私もジョーカーと別れたんですけどね」と自虐を飛ばしながらも、「（元夫と）別々の道を歩むことになって、意外と強くなったかも。何でもやろうと思えばやれちゃうんだなって。この数カ月で覚醒しました」と、映画のサブタイトルにかけて語った。

　新型コロナウイルス感染拡大で、多くの芸能関連イベントが中止になっている影響か、イベント会場にはテレビカメラ15台を含む多くの報道陣が集結した。あまりの大盛況ぶりに、SHELLYがMattに「何か（悪いことを）やった？」と突っ込み、笑わせた。Mattは「今、日本がネガティブになってると思う。この映画を見て、ポジティブになって明るい日を送って欲しい」と呼びかけた。