9頭身アイドル・武田雛歩、プロ雀士受験に新たな壁が…実技試験にトッププロから「50点」の厳しい評価

引用元:AbemaTIMES
9頭身アイドル・武田雛歩、プロ雀士受験に新たな壁が…実技試験にトッププロから「50点」の厳しい評価

 麻雀プロへの道は、まだまだ険しいようだ。ガールズバンド・たけやま3.5のヴォーカルを務め、9頭身アイドルとも呼ばれる武田雛歩は現在、趣味である麻雀でプロになるため1日8時間という猛勉強の真っ最中。徐々に筆記では成績を上げてきたが、受験を間近に控えて新たに「実技試験」の壁に直面した。トッププロからは、その所作に「50点ぐらい」と厳しい評価も下された。

【映像】9頭身アイドルが麻雀プロテストに苦戦 9頭身アイドル・武田雛歩、プロ雀士受験に新たな壁が…実技試験にトッププロから「50点」の厳しい評価 所作に関する問題  武田は、祖父に教わり麻雀歴としては約10年。ただ、本格的に勉強をしてこなかったこともあり、点数計算にも苦戦していた。それでもプロテスト受験を決めてからというもの、連日の猛勉強の甲斐もあって、徐々に正解率も上昇。「最初よりは解けるようになった」と、正解率約80%まで引き上げた。

 ただ武田が受験する日本プロ麻雀連盟のテストには、筆記試験のほかに面接、さらに所作やマナーが厳しくチェックされる実技試験がある。麻雀にも将棋同様に、ルールやマナーが存在するからだ。たとえば右手でツモをした後、左手で打牌するのはNG。これは牌のすり替えなど、不正行為を防ぐためだ。 9頭身アイドル・武田雛歩、プロ雀士受験に新たな壁が…実技試験にトッププロから「50点」の厳しい評価 二階堂亜樹  所作についてまだ自信がないところに、Mリーグ・EX風林火山でも活躍するトップ雀士・二階堂亜樹(連盟)が特別講師をしてくれることになったが、まず気になったのは武田の発声が小さいことだった。

 実技試験で見られるのは打牌のスピード、点数申告の正確さと並び、発声の大きさも大事なポイントだ。二階堂によれば「発声は自分で気持ち大きいくらいでちょうどいい。どうしても声が小さくなってしまうので」と、明瞭に伝えるには大きめの声がいいという。また、ツモした牌については「(手牌の)上には乗せない方が好ましい。乗せると打牌に時間がかかるので」と、スピーディな打牌に影響があるとも指摘した。

 武田の様子を一通り見終えた後、実際に試験官も務めたことがある二階堂の採点は「50点くらいかな。もうちょっと頑張ってほしい」と厳しい評価。「これでいいのかなという迷いが出ている。周りから見て取れちゃうのがあんまりよくないので、堂々と」とアドバイスした。

 ここで二階堂から、テストのポイントが上がる攻略法も伝えられた。それが牌の切り方だ。「牌の切り方を練習するといいかもしれない。慣れた切り方をすると、点数がすごく上がる」という。基本的な所作を踏まえた上で、牌の扱いに慣れていると印象がよくなる。牌の切り方には「外切り」「内切り」「縦切り」があるが、どのタイプでもOKで「姿勢よく打っているだけでも点数が上がる」というほど、重要ポイントだった。

 プロテスト受験まで、残された時間はあとわずか。猛勉強を重ねている武田は、所作・マナーもクリアして、見事プロ合格なるか。
(AbemaTV/『熱闘!Mリーグ』より)